さっき、ランチをしに、ココイチ大好きのAKB篠田さんばりに、ココイチへ行ってきました。
カウンターのいつもの席に座るミツのもとへ
店員のお姉さんが、注文を取りにやってきます。
平日のランチ時なので、ほぼ満席の店内。
大抵のお客の注文は
「○○カレー 辛さは普通で…」
向いの席のアイツも
「辛さは普通で」
ボックス・シートのカップルの男も
「辛さは普通で」
力強そうなガテン系のニイちゃんだって
「辛さは普通で」
どいつも、こいつも「辛さは普通で」
「普通で」って何だよ(苦笑)
お前の言う「普通の辛さ」ってどんなんだよ。
と、メニューを見ながら、周りのライバル達を観察するミツ。
そして、いよいよミツが注文を告げる時がきました。
ミツ 「<豚しゃぶカレー+チーズ・トッピング>の~
『 7 辛 で ! 』 」
店内が一瞬静寂に包まれたのは言うまでもありません。
その静寂の中で、ミツの発した、
『 7 辛 で ! 』
『 7 辛 で ! 』
『 7 辛 で ! 』
それだけが、店内に響き渡っていました。
こだま でしょうか?
いいえ、『 7 辛 で ! 』
AC~♪
その瞬間、カレーをかきこむお客達の手が止まり
一斉にミツの方に注目したことは言うまでもありません。
そうです。
今日この店内で、ミツは「辛さナンバー1」の位置に立ったのです。
海賊王みたいなもんです。
もう、周りからの憧れの眼差しを感じて痛いくらい。
さっきまで、彼氏とボックス・シートで仲良く食べてたアノ子も
トロンとしたうるんだ瞳で見つめてきます。
「ふっ、そうだろうよ。今は平日のお昼だ。
3辛いや、せいぜい5辛までなら、お前たちも見たことがあるだろうよ。
だけどな、俺は 『普通に7辛』 なんだぜ。
俺の言う“辛さは普通で”は『7辛』のことなんだぜ。」
そうだよな。
メニューにも、こう書いてあるさ。
< 7辛=1辛の14倍の辛さです。>
わかるか?
お前らの言う「普通の辛さ」の14倍を平気な顔して食べてるんだぜ。
7辛って言えば、ルーの色だって「赤く」色づいているさ。
恥ずかしそうに俺を見つめるアノ子の頬のようにな。
途中でウォーターだって飲まずに、美味しく完食しちゃったぜ。
勝った。
大差で勝った。
なんだったら、10辛だって平気だな。
10辛=1辛の24倍だけどな。
こんな男らしい姿を見たら、ココイチ大好きな麻里子様もイチコロだろうな。