「久しぶり、元気してた?」


久々のこの近い距離にドギマギしながらも、

相手のペースに巻き込まれないよう、あくまでも素っ気なく喋る僕。



「うん。元気だよ?Bも元気そうだね、よかった♪」

「ありがとう、暑い中ワザワザ」


「あれ、そう言えば妹さんは?」

「あー妹は連れてくる予定だったんだけど、学校のサークルで用事あるんだって」



何度か妹さんとも出かけたりしたことのある僕。

僕を慕ってくれていたから、きっと気を遣ってくれたのだろう。





鞄から小さな紙袋を出して

「これ、鍵とウィルだよ。中、大丈夫かな~見てみて」

と言いながら続ける君。



「いやー、でもBんち、本当涼しいね。外ちょー暑かったよ」

「汗だくだもんね?涼んでく?」



そんなこと言う気は無かったけど、

額に汗の玉を何個かくっつけている君を見ると、

そう言わずにはいられなかった。



すると、君はニパッっと笑顔になって


「うん、じゃあ少しお邪魔するね♪」

と言ってスタスタと部屋のほうに入っていった。


続く