のんびり海の近くで温泉にでも入りたいと、札幌からJRで役1時間の石狩、ふとみ万葉の湯に行って来た。

JRはあまり得意ではないんだけどな、
そちら方面にはバスが走ってないみたいだから、仕方ない。
たまには鉄分補給も良いだろうと。


してなんでバスが良いかと言うと、都市間バスには殆どWi-Fiが入ってるから。

旭川への高速バスなんて、充電機まであったわ。
そこんとこ、JRも見習って頂きたい。


まぁ、車窓からの風景を眺めるのも良いけどね。
なんせ[学園都市線]に乗ったのは初めてだったから。

それよりも、地下鉄からJRへの連絡通路が、新幹線延長の為の再開発で非常に不便になってたのが悲しい。
札駅に行く度に知らない土地に来てしまったかのような不安にさいなまれる。

そんで全国的に有名なのかは知らないけれど、

ロイズのチョコレート。

ロイズタウンという名前の駅が出来た事は知っていて、

ロイズの工場は飛行場かと思うほど大きいのだけど、周りには畑と水田しかなくて、歩いても7分ばかしの社屋までのシャトルバスも待機してるようだった。



札幌の丘珠空港よりも大きいかもな。

働く人達も、周りには寮とかないようだから、この駅が必要だったのだろう。

農家の人はたいてい自家用車だから、本当に、ロイズの関係者と見学者の為だけの駅なんだと思う。


私は次の駅で下車し、車窓からはっきり見えた万葉の湯にトコトコ歩く。

横浜、みなとみらいですっかりお気に入りになった万葉の湯は、さてこんな田舎ではどんな感じなのだろう?

石狩だから、勝手に海が見えると思ってたけど、辺りいっぺん畑だらけだった。



でも入ってみれば、お客こそ少ないものの、横浜と変わりないイメージ。
横浜よりも入場料も安いし、空いてるに越した事はない🎵


一階には売店と宴会場。
エレベーター前で思い思いの浴衣と作務衣を選んで4階の浴場に上がる。

シャンプー、トリートメント、ボディウォッシュ、フェイスウォッシュも種類があり、アカスリタオル、歯ブラシ、カミソリの他にピーリング液も使い放題。


広々とした室内浴槽で、サウナは横浜のように種類はなかったけれど、私はめまいがまだ良くなってなかったので、今回はサウナは遠慮して、露天風呂に向かう。



私が海を見られる…と勘違いしてたのは、露天のフェンスの下の部分が水色だったから。
どこにも海のうの字も見えなかった。

で、首をよ~く伸ばして見ると、遥か向こうには札幌のビルの群れ。
こうして見ると都会だなぁとしみじみ思う。

でも、泉質はトロットロのモール泉。
まるで昆布出汁に浸かってるみたいにすべすべになるし、
青いお空と絵に描きたくなるような真っ白な雲は、いつまでも見ていられるような爽やかさだった。

3階にはマッサージルーム、小説や漫画が沢山の休憩所、チャイルドルームとゲームランド、
それにお泊り出来るフラットリクライニングの仮眠室があった。

私は2階のお食事処でまずは、いちごパフェを食べ、従業員のお兄さんに会員登録の方法を訊くと、ソファーの横に座って教えてくれた…
というより、全部やってもらってた。



夜には会員だけが注文出来るジンギスカンの陶板焼きを食べる為。

それから休憩したり入浴を繰り返して、夜にはお目当てのジンギスカンと冷麺を注文。




でも、さっきの颯爽とした彼はもういなくて、頼りなさ気な学生さんばかりで、お料理もひどく遅くて、ジンギスカン食べてかなり時間が経ってから冷麺が届いた。


忘れてるのかな?と思ったけど、大広間では宴会があったようだから混雑してたのかも知れない。

こんな田舎でも、夕方からは結構賑わっていたので安心した。

また来たいと思ってたから、

営業不振で無くなって貰いたくないのだ。


もしかしたらお泊りするかもと明日のお薬とか持っていったのだけど、

最初にフロントで貰ったJRの時刻表では結構遅い時間までダイヤがあったので、

もう一度だけお風呂に入って帰る事にした。

無人駅の田舎ばかりでも北海道医科大学に続いているのだから需要があるのだろう。


夜のふとみ駅

して日帰りで大正解だった。

次の日のお昼頃、近所のマダム夫婦に近くのカフェに呼び出されたから。

彼女とはすすきので🍻ご馳走して頂いた、半年ぶりだったので。


いつもは私からは誰にも連絡しないようにしていて、

その代わり、彼女達の都合の良い時は出来るだけ合わせる事にしてるの。

みんな、色んな家庭の事情があるから。


でも、マダムの元気で大きな声、人の悪口を言わない性格が大好きだから、会うと元気を貰える♬

旦那様は合うたびに私を誰だか分からない病気を持ってるけど、(アンメットみたいな?)

その場で話してる事には好意的に笑って受け答えしてくれる。

すすきのでお店をやってた頃は政治家だろうが、よその街のお偉いさんだろうが、知らない人はいない人だったのに。


最近は、ご近所さんコミュニティも少しずつ崩壊してきてるんだ。😭

お歳のせいでお付き合いも面倒になって来てる人やら、マンションを売って田舎に引っ越した人とかも。

みんな幸せで長生きしてくれたら良いな~♡



と、初めて真夏日になった1日は、私の幸先の良い出来事だった。










カフカ