1日ほどICUに入った後、順調ということですぐに4人部屋に戻されました。


点滴を腕に、チューブを肺とお腹と尿道から出して身動き出来ない状態でした。

背中にはまだ硬膜外麻酔の注射針が刺さり、そこから手元まで細い管が伸びていて、痛み止めのスイッチが押せるようになっていました。

押したのは4人部屋に戻ってから最初の日だけで、後はどのくらい我慢できるか自分を試してました。

これが案外我慢できるもので、結構痛いのは咳をしたり、くしゃみをする時だけで後は何とか我慢できるものでした。


熱があってぼーっとしてたのも痛みを和らげるのに良かったのかもしれません。



気持ち的には、人生全てなるようにしかならないと思っているので特に凹みもせず、もし切除した癌がかなり悪性で余命もあまりないのなら、遺言も書いておかなくちゃいけないし、会いたい人にも会っておきたいので忙しくなるなぁ…などと考えていました。

どんな状態でも、痛みや苦しさのコントロールができていれば案外平常心でいられるものですね。