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人生を変える!幸せな子育て

不確かな時代をわが子が生き抜くために、親ができること。

こんにちは、のりこです。あなたは日本の小学校教育が150年間ほとんど変わっていないことをご存知でしょうか?

 

NHKによると、2021年度、小中学生の不登校は24万人余りと過去最多を更新しました。不登校の小中学生の増加は9年連続で、10年前と比較すると小学生は3.6倍になっているそうです。

 

明治維新以降、日本は急ピッチで富国強兵を進める必要がありました。そのため欧米列強を参考に、大量に良質な労働力を供給するための教育体制を整えました。時代に合わせた教育を国が推し進めた結果日本がどれだけ発展したかはその後の日本の歴史を見るとわかりやすいですね。

 

鎖国をしてちょんまげをしていた小国日本が、1853年に開国し、1894年には大国ロシア、1904年には中国と戦争をして勝っています。1945年にアメリカを含む連合国に敗戦して国土が焦土と化すも、奇跡的な復興を遂げて1979年には「Japan as No.1」と呼ばれるほどの経済発展を遂げました。これは本当にすごいことだと思います。

 

 

でも、今では産業構造が変化し、人々の価値観が多様化し、インターネットの普及により個人でも圧倒的なインパクトを世界に与えられるようになりました。「失われた30年」といいますが、私は失われたというよりは今の日本の経済は単純にピークが終わり、低成長の時代に入っているのだと思います。フランスやオランダといった国をイメージするとわかりやすいでしょうか。

 

人口が減り、高齢化した日本で今後トヨタや松下のような世界に関する大企業が続々と生まれることは恐らくもうないでしょう。

 

大量の同質な労働力を投下して大きな経済成長を遂げるステージから、限られた雇用をわけあって、集団ではなく個々人が自分の人生の質を高めることに注力するステージです。


風の時代という言い方もよく聞くようになりましたが、ごく一部のインテリが大多数の国民を統率して引っ張っていた150年前とは対照的な状況ともいえます。

 

このような時代に集団で勝つために個性をすべて封じるような昔の教育を続けても市場で勝てないですし、個人的には、不登校になるのはむしろもっともな反応だと思います。

 

非認知能力の重要性

 

一方、教育先進国と言われる国や一部の地域では、教育先進国では非認知能力(情緒管理や協力など)を鍛える様々な取り組みが行われています。

 

人生における成功の7割以上が非認知能力によって決まるという研究もあるほどで、これは、将来の成功に欠かせないスキルであり、子供たちの成長を総合的にサポートする役割を果たしています。

 

以下にいくつかの事例をご紹介します。

 

  1. シンガポール: シンガポールでは、非認知能力を育成するために「Character and Citizenship Education(CCE)」という教育プログラムが導入されています。このプログラムでは、エンパシー、協力、倫理的判断、リーダーシップなどの非認知能力が学習の中心となっており、さまざまな活動やプロジェクトを通じて子供たちに実践的な経験を提供しています。
     

  2. フィンランド: フィンランドでは、学校内でのグループワークやプロジェクトベースの学習を通じてコラボレーションや問題解決能力を養います。また、定期的なアウトドア活動やアート・音楽の授業によって子供たちの創造性や自己表現力を促進しています。教育システム全体が非認知能力の育成に重点を置いています。
     

  3. アメリカ - カリフォルニア州: カリフォルニア州では、「社会的・情緒的学び」(SEL)を導入し、感情の認識や管理、コミュニケーション、協力力を学ぶプログラムが展開されています。教室内でのディスカッションやコラボレーション、感情を表現するアクティビティなどが取り入れられ、子供たちが他者との関係を築く力を養います。
     

  4. カナダの野外活動

    カナダ・BC州では、自然環境を学習に組み込む試みが行われています。自然遊びを通じて、自己肯定感やリーダーシップを育むと同時に、協力やコミュニケーションのスキルも養われます。子供たちが自然と触れ合うことで、感情的な成長や社会的なスキルを発展させています。

 

不安と向き合う勇気

 

これらの取り組みを見て、じゃあいったい我が家はどうすればいいんだ、と思う方もいらっしゃるかもしれません。

 

変革はリスクや不安を伴う一方で、未来への可能性を切り開きます。未就学児の子供たちが将来、世界を舞台に活躍するためには、柔軟で多様な教育アプローチが求められます。私たち親世代が、新しい教育の可能性を探りながら、子供たちの未来を豊かにする第一歩を踏み出していくことが大切な役割なのかもしれません。