今回は、私が日本で子育てをしている保護者の方にもっと積極的に実践していただきたいと思っているマインドフルネスをご紹介します。ビジネスや自己啓発の分野で見ることが多いマインドフルネスですが、実は子育て中の親御さんにこそぜひ取り入れてみていただきたいアプローチです。
マインドフルネスとは?
マインドフルネスは、もともとは仏教から宗教的要素を除いた概念です。現代人にとって、自己肯定感の向上やストレスの軽減など、多岐にわたる効果が確認されており、世界中で注目されています。Mind fullと名前のごとく、今、ここにある自分の感情や考えに意識的に注意を向けるよう実践します。
今に注意を向けるなんて当たり前のことじゃない?できてるよーと思われるかもしれませんが違うんです。
現代を生きる私たちは、日々スマホやテレビ、周りの人の言葉や態度など圧倒的な量の情報にさらされています。
スマホやテレビからくる情報は基本的に私たちの食べたい、着たい、欲しいといった欲望や嫉妬を強く刺激して何等かの消費活動を行うように設計されているため、私たちは終始感情をかき乱され、まっすぐに自分の心と向き合う時間がありません。
そんな生活に、私たちの心が疲れてしまうのは当たり前といえば当たり前かもしれませんね。
毎日、たったの数分でも今、ここにある瞬間に意識を集中することで、心の健康や自己認識の向上に効果があるとされています。
子育ての中でのマインドフルネスの活用
子育ては子供の成長に触れる喜びにあふれ楽しい経験である一方、とにかく忙しく、子供のペースに振り回されたり、何が正解が分からない状況に直面したり、とにかく疲れてストレスがたまることがしばしばです。
私個人の話になりますが、フルタイムで仕事をしていた時は朝から猛ダッシュで自分と子供の支度をし、子供のペースは無視して急がせてばかりでした。子供を預けて職場についたら、仕事が始まる前に既に一仕事終わった気分…仕事が終わってから、今度は子供をお迎えに行って寝かしつけるまでさらに一仕事…。
子供は自分の気持ちやペースをいつも無視されて、かんしゃくを起こしがちですし、そうなると自分に似てかなりの強敵です。なんとか食事やお風呂を終えて、自分を癒す余裕もなく、スマホでSNSの画面をスクロールしながら子供の話も話半分に相槌を打ちながら一緒に寝落ち。
今思えば、子供の今にも、自分の今にもほとんど注意を払うことができていなかったと思います。そんな忙しい子育ての中で、マインドフルネスは親が心の平穏を取り戻す有効な手段となります。
具体的な実践方法
- 毎日の短時間の瞑想: 起床後や睡眠前に数分間だけ呼吸に集中しましょう。この時間は潜在意識の働きが意識よりも強いといわれており、効果を実感しやすいです。瞑想は過去にトライしたことがあるけどうまくいかなかった、という方は、最初は瞑想用の音楽を聴いたり、ガイド付きの瞑想を試したり、自分が心地良いやり方を試してみるのもおすすめです。私は神経が高ぶっていると瞑想に集中できないので、ヨガやストレッチをしながら呼吸に意識を集中するだけのときもあります。
- 感謝の気持ちの共有: 思いついたときに、ありがたいなと思うことを心の中で数えます。気づいた感謝の気持ちは、言葉に出して相手に伝えましょう。私が実践していたのは夫に対して「家族のためにいつも頑張ってくれてありがとう」子供に対して「私の子供になってくれてありがとう」「そこにいてくれてありがとう」などと、自然に感じたときに伝えるようにしていたら、いつの間にか夫からも「ありがとう」とたくさん言ってもらえるようになり、良い関係になりました。子供はいつも「どういたしまして」と言ってくれます(笑)
- 子供とのコミュニケーション: 子供との会話に心を開き、感じたことを素直に伝え合いましょう。「朝起きた時」「寝る前」「保育園のお迎えの帰り」など、子供の話を集中して聞くタイミングを決めると習慣化しやすくて良いでしょう。
- 心地よい食事の時間: 食事は食べ物を感じ、一緒にいる家族との時間を大切にします。口にしている食べ物がどこから来たのか、食卓にたどり着くまでにどういう人や命が経由しているのか、ということを話し合うのもスピリチュアリティを学ぶ場としておすすめです。
まとめ
子育ての中でのマインドフルネスの取り入れ方は、とてもシンプルです。忙しい日常の中でも、これらの小さな実践は心のケアにつながります。このブログを読んでいるあなたは、忙しい中でも子供との絆を深めようと常に勉強をしている頑張り屋さんなのではないでしょうか。マインドフルネスを生活に取り入れて、家族を幸せにしながら、こんなにも素敵な自分のことも同じくらい愛して、いたわってあげてくださいね。


