菓子パンはパン?それともお菓子?(元気foog) | Body Tuning Labo K7"

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さて、今日は最近大人気のパンについて。
パンは主食になる食べ物です。

栄養学では、食べ物をいくつかのグループ分けをして考えます。

例えば 3色食品群
 赤グループ : 血や肉になるもの
 黄グループ : 働く力になるもの
 緑グループ : からだの調子を整えるもの

なんていうグループ分け、聞いたことがあるでしょ?
それぞれの食品を含まれている栄養素の働きごとにグループ分けすることが多いです。


で、パンはだいたい「黄グループ」に入るものなのです。

だいたいはね。

でも気をつけて!
菓子パンは、「パン」じゃないですから。

って言ったら、怒られるのかなぁ・・・

でもほんと。
菓子パンはパンと言うよりお菓子なんですよね。
栄養学的に「パン」と言ったら、食パンとかフランスパンのようにプレーンなものが一般的。ブドウパン、くるみパンのような、自然の食材が少し入っているものも場合によっては入れてもいいかも。

お菓子は嗜好品といって、「大好きな食べ物」というグループに分けます。

菓子パンというのは、カスタードクリーム、ホイップクリーム、チョコレート、アイシングなど甘~いスイーツ系の素材をプラスαとして沢山使っています。小麦粉よりもそれらの素材の糖分や脂肪分の方がパワーが強い。
だから、カラダに入ったときにもプレーンなパンとは違う消化の手順を踏み、利用のされ方をします。確かにパンとしての小麦もあるけれど、どちらかというとプラスαのスイーツ系素材の方が特徴的。だからグループ分けとしては「大好きな食べ物=嗜好品」となります。

大好きな食べ物は、身体のためのものではありません。
満足するため、頑張ったご褒美のためなど、自分の心のためのもの。


食べ物のグループ分けは栄養素ごとにするものばかりではありません。
「身体のため」 と「心のため」という分け方もあるし、どちらも大事なものだということを知って、適切なグループ分けができるといいなと思います。