さて、前回の続きです。
(このシリーズを初めから読む)


私がどのように病気になり、
どのように克服したのかシリーズで書いています。

けして大袈裟に書くことも、
嘘を書くこともせず、
本当に私の身に起こったことをそのまま書きます。

同じような症状の方は、参考になるところ&励みにして貰えるとこがあればいいな~と思います。

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「減薬について考える」


以前も書いた通り、私は薬を1日に30錠以上処方されていた。

食前、食後、頓服に寝る前…

こうして一通り服用してみて思ったことがある。

薬は一時的に症状を軽くしてくれるけど、根本的な治療にはならない。

ということ。

例えば薬を飲むことで、パニック発作の頻度が多少少なくなっているのかもしれない。
夜も眠りやすくなっていると思う。

それは薬の作用で、無理矢理リラックス状態にしているから。

でも本当は薬なしでも、この状態になるのが望ましい…


私は薬を減らしたかった。

薬に頼りきりになりたくなかった。

薬無しでは生きていけなくなるのではないかと怖かった。

薬に対する抵抗感はずっと私のなかにあったのだけど、結局「減らさなきゃ!」と思っているうちは上手くいかなかった。

長い期間たくさんの薬を飲んでいたので、無理に減らそうとしたら逆に体調が悪くなったような気がした。

減らしたいのに減らせない。

このジレンマは正直つらかった。

でも今私は一粒たりとも飲んでおらず、毎日を普通に暮らしている。

しばらく減薬について書いていきたいと思う。


つづく。