K10DでMFレンズ使用(M50mmF1.4) | たっつんの旅とカメラ。

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K10DでAポジションの無いMFレンズを使用してみました。

K10Dで絞りリングを使っての撮影は露出モードダイアルをMにし、グリーンボタンを押し測光します。この際測光結果に基づいてシャッタースピードがセットされます。

カメラを三脚で固定し、絞りを変えたときのとシャッタースピードの増減を確認すると絞りの変化に対してシャッタースピードの変化が大きく絞っていくに従って明るい画像になりました。
そこで露出が適正と思われるものの絞り値で測光し、そこから絞りを変える場合は変えた量に相当するシャッタースピードを頭の中で計算し前ダイアルでそのスピードをセットするやりかたで撮影しました。

絞りを2から11まで6段階で撮影して露出はほぼ適正でした。
レンズが変わると今回と違う結果が出るかも知れません。テストは今後も必要でしょう。

今回使用したレンズは、SMC PENTAX-M 50mmF1.4です。
このレンズについて気がついたことがあるのですが、絞りの羽の先が前玉側にあるのです。
わたしが所有する他のPENTAXレンズのうち標準と広角もの10本はみな絞りの羽の先は後玉側にあります。
このレンズは中古で購入したものでなにか訳ありなのか、もともとの仕様なのか分かりません。

さてこのレンズの写りですが、
中央部はF2でもなかなかのものでF2.8でよりシャープになりますが、その先さらに絞り込んでも向上は見られません。
FA50mmF1.4と比較するとM50mmのF2でFA50mmのF4に中心部を見る限り勝っています。比較は遠景を撮影したもので行っています。
FA50mmのほうをF5.6まで絞るとFA50mmが上回り、M50mmは追いつけません。

周辺部は中心部とちがい、F8まで絞るにつれて向上していきます。
KからMへの設計変更で小型化され性能への影響が心配でしたがM50mmF1.4は想像以上の性能でした。

写真を添付します。
1.K10Dに装着したM50mmF1.4
2.K50mmF1.4と絞りの羽の出ている側のちがい。
3.M50mm絞りF2で撮影したもの