まだコロナ真っ只中だった


2021年、夏。



3ヶ月間の転勤を終え

私と過ごす日々も終了。。



その3ヶ月間は、彼女の方と遠距離恋愛だった彼。



どっからどうみてもただの二股だけど

頑なに、、「これは二股じゃない。」と言う。。





いや、、二股以外の何者でもなくない?


何を思ってそんな綺麗事が言えるのか..

ある意味すごいなこの人、、と思った。







せっかく愛を育んでこっち向かせたのに

また彼女の元へ帰るんだ。



不安と嫉妬で押しつぶされそう。





こっちにいる間は、彼女の相談をたまに聞いてて



「なんか、最近彼女が冷たい。

ま、、別れても別にいいんだけどね」





まー...そうだろうね。


遠距離で放置したら、不安にもなるし

ふつーの女なら心が離れてくに決まってる。




言わないけど。




「そうなんだね。忙しいんじゃない?」



と、てきとーに言っといた。





そして彼は呑気に


九州(彼女の元)に帰って行った。。






しかし..

遠距離中、放置されてたせいで心が離れたであろう彼女があまり会ってくれなくなってたぽい?



連休中なのに1人でいたり、

元気なかったり..





冷めた彼女を目の当たりにして

焦り出した彼。。



遠いし、仕事柄、秘密主義だし


何も言わないのになぜかぜんぶ入ってくる。

伝わってくる。




帰って1ヶ月が経ったころ


彼女にフラれそうな予感いっぱいの彼は

もうわたしどころではなくなった。。



LINEがきても、、心ここに在らず。





なんだよ。。


去るものを追いたくなる本能丸出しじゃん。。




今度は、わたしへの連絡を蔑ろにしだす彼。



苦しかった。



そしてついに


「あなたとの結婚(未来)は考えられない」と

彼女が別れを切り出し、、振られた彼は


半同棲してた彼女の家から追い出された。




3度、彼女を引き止めたらしい。(後から聞いた)







その後はしばらく病んで、

私への連絡はすごく少なかった。。




バッカじゃないの!



落ち込んだ彼を見るのがとても苦しかった。




そして

そんな私は自分でも驚くような行動をした。。





遥々とご利益のある神社へ行き、


絵馬に書いた。




「わたしの大切な人が、

幸せになりますように。」




悲しむ顔をこれ以上見るのが辛かったから。




元カノと戻ってもいいから

彼に笑顔(幸せ)が戻りますように、と願ったんだ。