5月、多忙な日々を過ごしていました。

あれこれ雑多な用事で、なかなか落ち着きません。

そんな中でも演奏会は3つほど。

当初4つの予定が1つ増えて5つになり、さすがにそれではきつくて最後の2つはとうとうキャンセル。

またの機会を待つことにしました。

 

どの演奏会も、直接、間接に少しかかわりのある方たちだったので、かすかなご縁に感謝しながらの演奏会でした。

 

☆5月15日(日)山本貴志ピアノリサイタル 於音楽の友ホール

以前、エリザベート王妃国際コンクールで入賞された佐藤卓史さんとシューベルトチクルスで時々デュオを組んで演奏されているので、2度ほど聴きに行ったことがあります。

山本さんだけの演奏を是非1度聴きたいと思っていたのでやっと念願叶いました。

(3年前の2月、京都「青山音楽記念館バロックザール」での2つのコンチェルトの時は、チケットを取っていながらどうしても行けなくて、諦めた経緯があります)

you tubeで聴く優しいイメージとは随分違っていて、全身弾丸のようになってピアノに飛び込むような激しさにびっくりしてしまいましたが、ショパンのピアノに込める心の激しさのようなものを感じ取れて、心にしっかり伝わってくる演奏のように思いました。”幻想ポロネーズ”、圧巻だったかも。

当初ショパンとラフマニノフの2部構成だったのが、ポーランドをもう1つの活動拠点とする山本さんにとってウクライナ情勢のこともありラフマニノフを外さざるを得なかったようです。急遽オールショパンに変更になったとのこと。

ロビーでは、ポーランドでウクライナ支援をされている方のために、私もコイン2枚の寄付をしてきました。(少なすぎ?取り敢えずは気持ちで😊)

   

 

 

☆5月17日(火)ディーナ・ヨッフェピアノリサイタル 於東京文化会館小ホール

こちらは、私が今レッスンに通っている教室の監修という位置づけにいらっしゃるディーナ・ヨッフェ先生。

一門を取りまとめていらっしゃる師匠の師であり、大切なご友人でもいらっしゃるそうな。

そういう方の演奏を一度は聴いておかなくてはと、文化会館まで行ってきました。(2年前、1度チケットを購入していたのですが、コロナ禍で中止になってしまい、念願のリベンジです!)

今回はベートーベン中心のプログラムのようでしたが、豊かな響きと色彩感のあるベテランならではの安定した演奏に、どこか心がホッとさせられた演奏会でした。

後ろの席にいたお二人連れのご婦人たちの”いい演奏会だったわね!”という会話を耳にしながら私も”ええ、本当に!”と満ち足りた気分で家路につくことができました。

ちなみに、ヨッフェ先生は、1975年第9回ショパンコンクールでクリスチャン・ツィーマーマンさんと1,2位を争われ2位になられた方。昨年のショパンコンクールでは審査員も務めていらっしゃったので、親しみを持って眺めさせて頂いていました。(^▽^)/

 

 

☆5月22日(日)佐々木崇シューマンリサイタルvol8 於ウェスタ川越

こちらは、私がロシア奏法を知るきっかけになったお2人のピアニストさんのうちのもうお1人の方です。

4年前、表参道のカワイでチラシを見つけ、シューマンシリーズを手掛けていらっしゃるということで関心を持ったのですが、偶然にも当時不定期でレッスンをして頂いていた先生と同窓の方でした。

 

この方の演奏会は今回で3度目ですが、思いがけないハプニングも…😲😲😲😲😲

何と、同じ教室にピアノを習いに来ていた知人が(お付き合いはしていませんでしたが)会場にいるではありませんか⁉

”エッ、なぜあなたがここに???” と、とんでもない言葉を思いっきりぶつけてしまっていた私!!

失礼にも、程がありました!😞😞😞🙇🙇

彼女は仲のいいお友達がこのピアニストさんと懇意にされているそうで、その関係で会場に足を運んでいたのだとか。

ピアノの弾き合い会や飲み会にもご一緒したとか。

”エーッ!ウーッ!ウヮーッ!”(なにやら猛獣のような🙇)と、何とも言えない呻きが私の口から漏れ出たことは言うまでもありません。飲み会……あたしも行きたい

 

こんな不思議なご縁もあったのですね。

帰り、彼女とは自宅の最寄り駅まで電車をご一緒しました。

そして彼女がピアニストさんとお話しした後、私も少しお話しさせて頂きました。😊

この方のCDに入っている「交響的練習曲」がとても素晴らしいのです!

そのことをお伝えしました。

自宅でyou tubeでリヒテルの演奏を聴いていたはずなのに、”私、今あのCDを聴いているのかしら?”と思わず錯覚しそうになり、確認しにリビングまで走って行った程。

 

そんな思いがけない出来事もあったこの日の演奏会でした。

 

 

※諦めたのはこちら👇

  ショパンフェスティバル2022 於カワイ表参道パウゼ(ショパン協会主催)

今年は~ポロネーズ~がテーマになっているようです。

30日(月)の山縣美季さんと31日(火)の古海行子さんの回。

昨年のショパンコンクールで気になっていた方たちだったので、この機会にと思ったのですが、どうしても時間が取れなくて泣く泣く断念しました。😢

パウゼは何かと出向くことが多いのですが、3年前大好きな彼女もこのフェスティバルに出ていたので、そこで初めて声をかけたという思い出の場所にもなりました。

 

 

 

🎹   🎹   🎹

 

長くなりそうなので、レッスンのことはまた次の機会に・・・🙇

     (十分、長いですが😊)

 

あ、ギロックの「こどものためのアルバム」はまだ当分続きます。

それから、少しバッハにも関心が向いてきたので、30年程前最初のいくつかをやってそれっきりになっていたプレインベンションからスタート

 

ム、ムズイ  右と左が両方で足を(いや手を)引っ張るゥ~~😲😲😲