楽しみにしていた展覧会「THEハプスブルク」
を鑑賞してきました。
美術を選択している長女はもちろん、最近歴史にも興味を持ち出した次女も
事前に、ハプスブルク家の事を色々と一緒に調べていたので、実際に見ることが出来る
とあって、ワクワクしながらの鑑賞でした。
マリアテレジアの子供のころの肖像画や、皇妃エリザベートの肖像画は
本当に有名ですが、実際に見ると肌の質感やドレスのふわふわ感も
息をのむほど綺麗でしたし、ベラスケスの描いた小さな王女や皇太子の
肖像画は、小さな子供の可愛らしさと子供ながらも王族としての気高さに圧倒されました。
140年ぶりに日本に里帰りしたという、明治天皇が皇帝に贈った画帖なども
展示されていて、こちらも観ることができて感激でした。
夢中になって、何度もはぐれてしまいましたが、なんとか出口で合流。。。
パンフレットと一緒にエリザベートが大好きだったというカフェ・ジェルボー
の展示会限定のお菓子も買いました
エリザベートは、美しい外見を保つための努力を惜しまない女性
だったそうで、大好きな甘いお菓子も、美味しいものを一口だけ。
だったそうなんです。
一口だけ。。。う~~ん。。。無理
しました。
政略結婚で勢力を拡大し、長くヨーロッパに君臨したハプスブルク家ですが、
あの煌びやかな肖像画の小さな子供や少女の顔を見ていると、今の時代に生まれた
自分が、悩みや悲しいことはあっても自分の人生に選択肢があるだけ、気が楽なんだろう
かと思ったり。。。
厳しい時代に芸術を大切にして、それを後世に伝えてくれて、今回観ることが
出来て本当に貴重な良い体験でした。
12月14日まで展示されているそうなので、また機会を作って観に
伺いたいと思います。