ハーモニカの記事書いてたら思い出しました



早いものであれからどれだけの月日が経ったのでしょうか?



という訳で



どういう訳で?



うるさいッ!突っ込むなむかっ



(笑)



そんな訳で思い出しました。



今頃どうしてるんだろう?



錆びて無いかい?



え?



それでは公開!!!!!!あせる

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じゃ~ん音符



アルトサックスです



殆ど腐食してません



ただケースがきちんと閉まってなかったらしく、少し腐食系の汚れが有りましたショック!ショック!ショック!



でもラッカー塗装では無いですから、クリーナーで磨けば綺麗になるでしょう?



ラッカーと言えば、この楽器が欲しくてたまらず、アメリカンセルマーのマークセブン(M7)とレギュラーのフランス・セルマーのテナーサックスSA80とを下取りして貰って、残りはローンで払いました



今考えると勿体無かったと思います



アメセル(アメリカンセルマー)とセルマー(仏製)とどこが違うか?



フランス本国からアメリカへ部品を送って、アメリカで組み立てた、アメリカメイドなサックスなんです



大きな違いは、楽器に空いた穴を塞いで音の高さを変える為の穴を空気漏れせずに押さえる革製のパッドの違い



ラッカー塗装であるから音質が若干違う!



後はドルだからかなり値段が高い!



半分ステイタスみたいなもんです、かな?



本当は仏製マーク6(M6)が欲しかったが、歴史的名器な為、アルトはまず中古どころか、手放す人さえいなかった



アメセルには、アルトとテナーがあるがアルトで600,000円超であった記憶がある



レギュラーの仏製のSA80は40万代であったと記憶している



写真の楽器は、仏製セルマーSA80 serieⅡである



ⅠとⅡとはどこが違うか?



画期的な仕組みになっていて、音の高さを変えるパッドを動かすロッドの回転軸部分にバネが内臓されており、止めネジが外れて落下する事がなくなった



オクターブをかえる小さい穴の小さいパッドが革製からコルク製変わった



私ちなみに前モデルのネックを取り寄せて使用していた



ネックは社外のネックが数種類日本に入って来ていたが私には手に入れられなかった



オリバーネルソンのパターンズ・フォー・ジャズは手に入った



サミーネスティコのカウントベイシー時代のアレンジメントの楽譜集も手に入った





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これが前モデルのネック。仏製はSの刻印の所は青色に一部なっている



アメセルは金色




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これはマウスピース



西洋の特別の楽器専用の竹で作った舌状のヘラを取り付け音を出す



このマウスピースは型番言ったらきっとびっくりすると思う?ジャズやってたから!まあ吹奏楽もやってたんだが…



セルマーC☆(シーのワンスターと読む)



ジャズ屋のまず使うマウスピース(マッピとも言う)ではない!クラシック向きである



それじゃ駄目だと何度も言われたが譲らなかった



音量の問題である



このシリーズはもっとリード(竹のヘラ)とマウスピースとの間の隙間が開いているものを普通は使う



C☆の上は、C☆☆、D、Eとなる。これがクラシック用で、実はクラシック用で一番開きの広いEも使っていた事もある



普通は、F、Gなどのジャズ用に設計されて更に開きの広いモデルを薄い柔らかいリードで用いるのがセオリーなのである



今だったらC☆は使わないと思う



更にセルマーはもっと開きの広いHまであった



やはりジャズというとメイヤーという事になる



フィルウッズや渡辺貞夫さんらが使用している



古舘伊知郎さんの報道ステーションのテーマソングの本多俊之さんのアルトサックスもメイヤーである



普通型番は5Mを使う。より開きの狭い4Mを好む人もいたようです



面白い事に地方では5Mしか売ってないんです(笑)



これには詳しく5MMと表記してあって、開き具合いの広い狭いを数字で、アルファベットはそれぞれS、M、Lに分かれていて中の空間の大中小と開き具合いの長さの大中小とが選べるようになってるが数本しか入荷しなかったので実際選べなかった



体力のある方は6Mを使う。化け物は7Mを選ぶ。7Mはどのように訓練しても無理だと悟ったので6Mを使っていた。はっきり背伸びだったと思う。5Mで良かった



他色々使ったが結局は吹きやすさ、音質、くわえ易さでセルマーがダントツ一位であった




青春の思い出である




早いねぇ~ あっと言う間にオッサンになったガーン