昨日(30日)に引き続き今日もハーモニカが送られて来ましたパー

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今度のハーモニカはちょっと違います!



早速中を覗いてみましょう!


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どうです?凄いでしょ!?



またまたゴールドなんです(笑)



どんだけ好きやっちゅうねんって感じですが…


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このハーモニカは前のブログのハーモニカと異なった種類のもので、クロマティック・ハーモニカと言います



クロマティックというとつまり半音が出るという事です



写真のハーモニカの向かって右側にレバー(突起)がありまして、このレバーを押し込む事によりに半音が出せるのです



要するにレバーを使った時はピアノで言うと黒鍵に当たる音が出せるんです



では早速吹いてみましょう!



おおΣ(゚゚;)ハーモニカの音がした!!!(笑)



当たり前です、他に何の音がするというのでしょう?



でもがっかりです。もっと違う音がすると思ってた。というよりして欲しかった(笑)



我が敬愛して止まないトゥーツ・シールマンスのような音がして欲しかった



まあそれは無理というもの



楽器が新しいので、振動して音を出す金属製のリードがまだ慣れていない、馴染んでない!



このタイプのハーモニカは1つの穴で4つの音が出るようになっている



さらに上下に分かれていて、スライドレバーを押さないと上の段が開いていてピアノの白鍵に相当する音が鳴る



今度レバーを押し込むと穴の中の上の段が閉まり逆に下の段が開く

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上の写真は、親指でスライドレバーを押したのと押してないのとの違いです。押すと下の側が開き、押さないと上の側が開く訳です。



上側はCのキーのハーモニカです。下側つまりスライドレバーを押し込んだ時はC♯のキーのハーモニカなんです



つまりは半音違いのキーのハーモニカが2in1している格好になってます。頭いいですね、誰が考えたんでしょうか?



それによって12全部出せるから全てのキーを1本でまかなえる訳です



それに比べて日本的ハーモニカの代表たる複音ハーモニカは、半音出す為には半音上のキーのハーモニカと2本まとめて持ってアクロバット的な事を強いられます



しかもキーは12ある訳ですから単純に考えて何本必要でしょうか?(笑)



更に更にマイナーキーのハーモニカも用意するならかなりの本数になりますね!?



ところがクロマティックハーモニカはこの12を全部出せる為1本しか要らないのです。何と便利な!



もう1つこのハーモニカには秘密が有るんです



弁がついてます!



ハーモニカではバルブ皮という名称で呼ばれてます



何の為についているのかというと息漏れを防いでいます



ペコペットってご存知ですか?



灯油ポンプの事ですね



あれにはポンプの頭部を押し潰した時、内部の灯油が逆流しない様に弁がついてますよね?



あれと同じ理屈なんですよ!



吹いた時に、吸って音の鳴るリードの所から息が漏れない様にするのです



逆に吸って音を出す時、吹いて音の出るリードの所から息が漏れない様にするのです



楽器が新しいとこのバルブ皮が慣れていないと吹き詰まりしたり音の立ち上がりが悪くなります



早い話このバルブ皮を用いず、1穴4音にせず、1穴2でやれば全く無用の長物なのですが…



実際そういう構造のハーモニカは市販されてます



にもかかわらず何故面倒臭い事をするのか?



それはバルブ皮の動き方をもコントロール、利用して表現力をつけるのです。全く声帯の働きに通ずる所がありますね



勿論リードをどう振動させるかの方が直接的ですが



これらを息の出し方、スピードコントロール、喉の開け具合、口の形、舌などの要素が併さって作り上げられるものだと言えます



歌と同じですね



管楽器は共通する要素が有ると思いますよ!



そう言ってますが全然吹けないんですよ(笑)



知ったかぶり?(笑)



吹いてみたんですが、吹くと言うか音出してみただけなんですが、吹くと言うと怒られそうですが(笑)、出難い音などが有ったりします。



それを息の出し方や口の形などで出せるようにするんです。



楽器が新しい所為もあるが、まだ私には無理な様である



管楽器だってそれぞれ音域によって(その楽器が本来的に持っている特性)音が痩せたり、逆にどぎつかったりするのをうまくキャンセルしながら演奏出来るのが上級者である



頑張って練習しよう!!!!



どんな曲を吹きたい?



って?誰も言ってないか?ガーン



まあまあ



ムーンリバーとか?



ジャズでは、ジョン・コルトレーンのナイーマ



敬愛するトゥーツ・シールマンスのブルーゼット



川嶋あいの旅立ちの日に



などを吹いてみたいなぁ~♪



そうそう



トゥーツはハーモニカの腕だけではなく人間的にも尊敬されてます



ベルギー生まれの彼はかなりの高齢にもかかわらず今尚現役で頑張っております



皆さん知ってる所では、映画真夜中のカーボーイのハーモニカ



さらにセサミストリートのハーモニカがよく知られている



尊敬のあまりトゥーツとの共演はステイタスを通り越して一生の夢的になっている



ジャズピアノの頂点ビル・エバンスも



至上の天才ベーシスト、ジャコ・パストリアス



今や大プロデューサークインシー・ジョーンズ



彼等が共演を求めた事でトゥーツの凄さが理解出来よう!



ところでクインシー・ジョーンズって知ってる?



分かる人は分かるよね?



知ってる人は知ってるよね?



そうです、マイケル・ジャクソンのプロデューサーのあのクインシーです



どう?驚いたぁ?(笑)



じゃあクインシーは元々ミュージシャンだったの知ってますか?



愛のコリーダ迄はご存知でしょうか?



元々ジャズのトランペッターなんです



びっくりしました?



その後アレンジャーとしてビッグバンドを率いて大活躍しました



だからこそ今のクインシーがあるのは納得せざるを得ませんね!



クインシーのビッグバンドにフィル・ウッズというアルトサックスの名手がいたんですが



最近テレビのCMで流れているちょっと懐かしいジャスト・ザ・ウェイ・ユー・アーのアルトサックスのソロがフィル・ウッズである