<女性法被踊りの柔らかな団扇さばき>
娯茶平の女性法被踊りについて写真を見ていただくと解ると思いますが、両膝が開きつま先も左右に開いています。膝を開かなければ腰を落とし、低い姿勢を作ることはできません。また、前傾姿勢をとるには足首の柔らかさが必要です。左側の女性の足先を見ると後ろに大きく蹴って、前傾姿勢の重心のバランスを上手く取っています。正面の女性は足の踏みかえ時に右足に重心を乗せ蹴り足をしているのがよく解ります。右足が前に出て右手が大きく前に振り出されています。右側の女性はほんの少しタイミングを早く取っていますが、次に左足が前に出てくる準備として、左手の手首を内側に向けて、すぐに左足と一緒に前に出せる状態を作っています。スローテンポでの踊りは写真に撮ると全てが見えてきます。左側の女性の背筋の伸びやどの方向から観ても安定感があり、美しい形はすぐにはできるものではありません。鏡を見て創り上げていく日々の努力が必要だと思います。手や足、腰の全てが上手く組み合わされて多くの人に感動を与えます。
当日、会場内で私の周りにいた多くの方が スゴイ! 綺麗!と声を上げていました。
