7月で梅雨明けも各地でされ、本格的に夏の暑さがやってきました。6月が今年は気温が低めだったので、急激な夏の暑さに体調を崩される方も出てくるかと思います。特に猛暑が続くと注意してほしいのが夏バテです。

 

 

 

夏バテは、猛暑と冷房病によって自律神経が乱れたり、睡眠が不安定になって疲労が蓄積されることで、胃腸機能の低下や慢性的な

倦怠感が起こります。

 

 

 

東洋医学では夏バテには二つの点に注目して施術します。

 

 

 

一つ目は胃腸の水の停滞です。熱中症の予防に水分をこまめにとる機会が多くなりますが、取り過ぎて水が停滞すると

手足や体のだるさに繋がってしまします。水が胃腸に多くなっているかどうかは、鏡で舌を見ると良く分かります。

もし舌が浮腫んできて、舌の縁に歯形が付くようになっていれば、やや水が停滞している状態です。

鍼灸や漢方で水の巡りを良くすることもできますが、ご自宅で対処される場合は、水分と一緒に取っているお塩の量が足りていない可能性がありますので、少しだけお塩をなめる(耳かき一杯程度)ようにしてください。この時のお塩は必ず天然塩を使用してください。

 
 

 

二つ目はのぼせの症状です。慢性的に自律神経が乱れると、虚熱といってのぼせの症状になっているために、睡眠が不安定になっている方もいます。ひどくなると夢を多くみる”多夢(たむ)”という症状や、胸から上が何となくもやもやする熱感がある”煩熱(はんねつ)”が出てきます。

この症状が出ていると自分で治すのは難しくなってきますが、胸の上を濡れタオルで冷やしたり、冷感シートなどでおでこを冷やしたりなどで一時的に熱を冷ますことができます。

ただ、あまり冷やしすぎると今度は冷えによる体調不良も出てきますので、早目に専門家へご相談されると良いでしょう。

 

 

 

今年も暑くなりそうですので、皆さんくれぐれも無理をなさらず、楽しく夏を過ごしましょう。