節分も過ぎ、梅の木につぼみが出始めました。
いつも「いいね!」。コメント有り難うございます!2週間ぶりの記事アップです。
いつか書こう、書こうと思いながら、お寺の名誉のために迷ってたんですが、とうとう書くことに決めました。
私が翻訳でお世話になっている、京都のお寺から送られてくる、翻訳の原文のミスについてです。もうあれから数年経ちましたから、時効ですよね!言いたくてたまらんかったんで、今日ばらしちゃる
世の中刀剣ブームですから、そのお寺でも、刀剣展が開催されたんです。
その時の原稿に、「白蛸」っちゅうもんが書き添えてあったんです。日本刀の名前の横に。
「はて?」と、みそは考えました。日本刀に、白いタコが吸い付いとるというのか?
検索してみると、出ました出ました。世にも不思議な、深海に生息する白いタコが!
こいつが、 +
こういう刀に!吸い付いとるのかぶっちゅう~~~
スライスして刺身に?いやいや、「刀剣展」でそれはないやろ?
蛸でいっぱいの頭をひねり続けてみたら、これ、「蛸」じゃなくて「鞘」の間違いちゃうか?だって、刀に付いてる物と言えば、「鞘(さや)」やん!そこで、「白鞘」を検索してみたら、出ました!刀の保存用の、白木の(塗りでない)鞘の事だそうです!はーーー、一件落着。
こちらです。(画像はいずれもお借りしました。)これなら8本脚で吸い付くことも無いわ。あー、良かった!
あのねえ、こういう原文のミス、やめて欲しいわあ。誰やねんこの原稿書いたの?だって、takoって入力してるから「蛸」になったわけで、これ書いた人、大真面目で「白蛸」だと信じてるんですよね。蛸は「虫へん」で、鞘は「革へん」やん!これ、white octopusって訳さなくて良かった。
わーーー!!!やっとばらしたった!あー、すっきりした!
そんなわけで、「タコは〇〇寺にあり!」(元原稿)
今回もお読み下さり、ありがとうございました!