今日は!いつも「いいね!」、コメント有り難うございます!
「またスマホから書いてます」と、言いたいところですが、スマホ上のブログが、ios14以降が必要になったとか通知が来て、ブログが開けなくなったんです。App Storeを覗いてみたんですが、みそのスマホは古いので対応できなくて、またパソコンから書いております。主人の予備のスマホはあるんですが、機種が違うので、みそには使いにくくて、閲覧専用に使っています。みそのスマホもそろそろ買い替えでしょうかね。また物入りだなあ。
ところで、長生きすると(みそ60歳)、「最近の日本語が変だ」と思う事があるんですよね。主人(67歳)も
気付いていて、二人で話しているんですが、そんな事皆さんありませんか?
かなり前からですが、まずは、レジの「1000円からお預かりします」です。
「1000円お預かりします」とまず言って、「(1000円から)〇〇円のお返しでございます」、なんじゃないでしょうか?もう慣れましたけど、「丁度からお預かりします」に至っては、吹き出しそうになるのは、みそが古い人間だからでしょうか?まあでも、カード払いやセルフレジが増えて来たので、この「から」も死語になるんでしょうかね。
ではレジ繋がりでもうひとつ。エコバッグ持参が普通になって来た昨今、袋の有無を聞かれる場面があります。
レジ係:「袋は大丈夫ですか?」
みそ:「はい、持ってます」と、答えたんですが・・・。
何故ここで袋の安否を問うコロナ下ゆえ、「私の袋、熱出てます」とか、「咳してます」とかいう返事があり得るんでしょうか?
ここでは、「袋はお持ちですか?」と訊くのが適切でしょう。
次は、やたら出て来る「すごい」。
「今日はすごい楽しかったね」
「すごい」は、形容詞なので、用言を修飾する場合は「すごく」という連用形に活用するはずです。なので、「すごく楽しかったね」となるはずです。
「すごい」は、終止形、連体形なので、文尾か、体言に付く時に使われるんですよね。だから、「このデータはすごい」とか、「彼はすごい人物だ」とか。
しかし、こういう用法の変化も、だんだん市民権を得るようになっていくんでしょうね。
まだある。「(し)てあげる」
「(し)てあげる」は、してもらった対象が、恩恵を受ける場合。「欲しかったら買ってあげるよ」とか、「生魚嫌いだったら焼いてあげる」とか。しかも、その対象は人間とか、せめてペットみたいな動物じゃないですか?
ところが、「ここで、鶏肉に下味をもみ込んであげます」とか、「筋肉を伸ばしてあげましょう」とか、(設計図を前に)「このスペースを広げてあげましょう」とか・・・。「してあげる」を、物に対しても丁寧語のつもりで使ってませんか?(ここで、色文字変換が出来なくなった!)
最近やたら使われるようになった「感謝しかありません」。
ある人に対して、感謝しかないってことは無いでしょう。みそ世代は、「いくら感謝してもしきれません」とか、「感謝の念に堪えません」とか、「お礼の申し上げようもございません」とか言ってますがね。
「しかない」は、みそは、「お財布には10円しかない」とか、「古くなったパンしかない」とか、不十分な物や粗末な物につけていますが。「感謝」に付けたら、「感謝」が気を悪くしないかなあ。
あと、「お休みをいただいております」。
お休みは、お客さんからいただいてるんじゃなくて、勤め先からもらうんだから謙譲語は不要で、「取っております」でいいのではないでしょうか?
まだあります。
「~しにくい」がやたら「~しづらい」に取って代わられている傾向も感じています。この「づらい」は
漢字で書けば「辛い」なので、「この照明は、虫が入りにくい構造になっております」はそのままで良いのでは?ここを「入りづらい」にして、虫に余計なストレスや身体的プレッシャーを感じてもらわなくてもいいですよね。
このところ、使用頻度がやっと抑えられてきたと感じているのは、「の方」。
ひと頃は、何かと「・・・の方でございます」、「・・・の方、宜しくお願いいたします」が使われて、「の方の民」がいっぱいいましたけど、矯正されたようです。
だって、「の方」を絶対付けないといけない人は、「消防署の方から消火器を販売に参りました」と訪問販売に来るニセ消防署員ですよね。この人は、「消防署から」と言っちゃいけません!「消防署の方から」って正しく言わないと嘘つきになりますからね!(前にも書いたかも、ですが。)
こんな事を書いてると、お若い方々から、「その日本語って違くて、私は・・・って言うのよ」って言われそうです。
他にも「言葉が変わってる~!」と思う事がちょくちょくあります。年を取った証拠でしょうね。
ジュエリーの仕事が、素材が足りなくて、年内には取り掛かれなくなり、ちょっと時間が出来ました。今回もお付き合い下さり、有り難うございました!