以前から一度行ってみたいとずっと思いながらも
日程が全然合わなくてようやく昨夜ようやく実現しました。
(実は一度だけスタジアムのこけら落としで
君が代だけ聞いた事があります。)
この方の音はいい意味での音の”たらし”という感じがします。
この分類に私的にはサザンの桑田さんも入ります。
どちらも正統派と言われるものと違う魅力があります。
それで私は
彼をヴァイオリニスト界の鶴瓶師匠と呼びたいです。( ´艸`)
尊顔するだけで人を明るくするような感じです。
このコンサートでは途中
未経験者がバイオリン体験できるコーナーがあります。
まずは弓の持ち方を教えてくれます。
剣の持ち方とは違いますが、共通は全く力を入れないで
”ゆるゆる”で持つことです。
剣できつく持ちすぎて色々な動きに対応出来なくなっている
人をよく見かけます。バイオリンでも同じです。
きつく持ちすぎると可動域が狭まってしまいます。
途中、葉加瀬太郎さんが力抜いて~と腕をぶらぶらさせる
動作をしてました。私も仲間によくやる風景で一緒~♪と
思ってしまいました。
舞台にあがった彼女、全く初めてだったようですが、
何度かするうちにのこぎりのような音にならないで
弾けるようになっていました。
ただ問題は音が短かいこと。
葉加瀬さんがもう少し弓を引いてくださいとおっしゃってました。
この時の弓の動かし方は、32式剣の2番の並歩点刺から
3番の独立反刺に向かう時に後ろに剣を引く時と同じ動きを
すればもっと可動域が広がって音も長くなるはずなのです。
この時やはり弓を強く持ちすぎると手首が動かなくなって
しまいます。
バイオリンも放鬆なんです!!
演奏中、葉加瀬さんが何度か「たのし~」って言っていた通り、
音を浴びて自ら身体が楽しんでいるのがよくわかりました。
それって観客に伝播していくものなのですよね。
技術的なことをとやかく言う人もいますが、
音楽とはまず楽しむことが重要ですね。
山行後、限界きていた膝痛・腰痛、
若干やわらいだような気がします。
音楽セラピーですね。
最近、音楽聞く余裕もなくて、身体に効くのなら
ちょうどいいと限定版3枚組を買いました。
握手券にもなるらしく、並んで握手してもらいました。
あまりいないかなと思ったら、3百人くらい並んでいたように
思います。
葉加瀬さん、テレビで見るより身長が高くて驚きです。
一人一人丁寧に対応されていました。
ランチははキッチン・ジローで洋食。
帰りは久し振りに英国ロンドンティールームに寄って帰ろうと
思ったら遅くなってしまったので、天王寺でラーメンを食べて
帰りました。
久し振りにゆっくりできた休日となりました。