皆様の地域の台風被害はいかがだったでしょうか?

ほんとうに今年は地震や台風が多い年となりましたね。

 

少し遅くなりましたが山の記録を書きます。

前回の山歩きが楽しくて再び登ってきました。

今回のコースの企画は私となっていて忙しくて写真が

あまりうまく撮れていません。ご了承くださいm(__)m

 

今回は奈良と大阪の県境にある二上山へ登ってきました。

今回は奈良側からです。名前の通り、二つの頂がある双峰山

 

IMG_20181005_114955425.jpg

 

向かって右側が雄岳(517m) 左側が雌岳(474m)。

二つの山頂を結ぶのが馬の背と言われる部分です。

同行は前回の歴女さんとそのお友達お一人。

 

奈良までは京奈和道路を使って車で行きました。

スタート地点は【道の駅】ふたがみパーク當麻。

 

IMG_20181005_115052650.jpg

 

今回、雄岳側から雌岳を巡って周遊するコースです。

しかし、最初に道の駅で訊ねた人に台風21号の影響で

そのコースは通れないのではないかとかなり雌岳から登り、

馬の背を通り、雄岳を登り、同じ道を下るコースを勧められました。

 

が、いつもなら素直に聞くのですが、なんとなく素直に聞きがたく、

当初の計画通り行くことに決めました。

ダメだったら舞い戻ってくる覚悟で。

 

雄岳から登るコースも二通りあります。

二上山駅と二上神社口駅から登るコースです。

私達の登るコースは加守神社の横を上がっていく

二上神社口駅コースです。

 

IMG_20181005_115258968.jpg

 

取りあえず、加守神社まで行ってみると神社の神職の方かな?

枝などの片づけをしていたので聞いてみました。

一応、登れるということなので決行することにしました。

 

IMG_20181005_115344505.jpg

この木の左手を登っていくと、登り口があります。

獣除けのような柵があるのでそこを開けて登っていきます。

あとは必ず閉めてください。

このコースは雑木林が続きます。

ちょうどキノコの季節です。

運がよければタマゴダケに出会えるかなと思いながら

登っていたら、かなり初期の方でひょっこりタマゴダケが

頭を出しかけていたのに出会いました。

 

IMG_20181005_115411931.jpg

 

私達の出会ったのは、これともう開ききった

こちらだけでした。

 

IMG_20181005_115431831.jpg

 

本当はすごく可愛いキノコです。

お時間のある方はタマゴダケで検索してみてください。

 

ずっとひたすら登り続けると

 

山頂近くの大津皇子の墓が出てきます。

非業の死を遂げた大津皇子についてはこちら ⇒ クローバー

 

IMG_20181005_115453981.jpg

 

それからすぐに二上葛木神社。

 

 

それからほどなく雄岳の山頂に着きました。

同行の二人はもうお腹が空いたというので、当初の予定を変更して

雄岳山頂の木陰でお弁当を食べることにしました。

 

こちらは山頂と言っても木々に囲まれ、

景色はいいとは言えません。

普通は雌岳で昼食を取る計画が多いと思いますが、

下調べの段階で暑そうと思ったので彼女たちの意見を採用しました。

結果、これで正解でしたグッ


22度でした。
 

 

山頂になってからお料理上手のお一人が

3人分の巻き寿司を出してくれました。

それぞれお弁当持ってきていたのですが、

えっ!?って、

「3つ分も持って山登ってたの?

それなら下で渡してくれたらよかったのに~」

非常に申し訳ないことをしました。

 

さすが、お料理上手なだけあって

私のお弁当なんかよりとても美味しかったです。

 

それから、雌岳に向けて下山です。

結構な急勾配です。

道の駅で聞いた人の言う通り歩いていたら

これ登らなくちゃいけなかったの?ってなりました。

あのコースを譲らなかったのは正解です。

 

馬の背でトイレ休憩。売店があったような形跡はありますが

今はシャッターが下りてます。

カエンダケというキノコの注意喚起が貼っていました。

写真では夜の写真で蛍光のようなキノコでまさに火炎のようです。

触るだけでもただれるようになるそうです。

 

キノコはおそろしい~。

 

そこから雌岳山頂は少し登って到着。

 

こちらは暑くて、32度。

 

ここは奈良側と大阪側が一望できます。

 

奈良側の眺望。

 

雌岳山頂すぐ横に日時計が増設されています。

 

というのは、古代の人々は秋分の日と春分の日に

二上山の馬の背に陽が落ちる(鞍落ち)と目印にした山です。

 

二人はちょっとばてたみたいだけれども、

急遽前日に岩屋の方へも行くことに決めたので、

20~30分ゆっくりして下りることにしました。

 

ここから岩屋方面へ行くには

岩屋峠を下りていかなければなりません。

このコースでは誰も歩いている人もいず、

ちょっと不安になります。

 

そこへ突然、大きな木が倒れ、道を塞ぎます。

 

これ以上進めないかもしれない!?

このまま進むべきか?戻るべきか?すごく悩みました。

 

遠くから男性の声が聞こえます。

それを頼りに進むことにしました。

倒れた大きな樹を潜り、跨ぎ、通り過ぎると

問題個所はそこだけだったと分かりました。

くねくねの峠を抜けて、ようやく一般登山道に出たのか

声の主らしき男性二人に出会いました。

 

ここで岩屋について聞くとすぐそこのあるとのことで

行ってみるとその前にも樹齢約千年の岩屋杉が倒れていました。

20年前に倒れたそうです。そちらを横目に、目の前を見ると岩屋。

思わずわっ~となりました。

 

次へ続く。。。