丁傑老師来日25周年記念表演会へと
出掛けてきました。
予想以上の反響に当日はホールには入れないかもという
前情報により、当初の計画の9:15頃着を1時間早めて出て、
8:30頃着きました。おかげで4時半起床です(´Д⊂ヽ
それでも素晴らしい演武を見れて、感激しました。
今回の表演会は、まずは「太極王子」の尊称をもつ丁傑老師の
来日25周年記念ということですが、ゲスト表演も素晴らしい方々
ばかりで、朝早く起床して出かけた甲斐がありました。
涙もろい私は、丁傑老師の奥様が挨拶しているところから
もらい泣きしてしまい、知らない国へ来てでの25年の歩みや
ご両親への思い、お世話になった日本での人々への気持ち
を想像するだけで涙腺がゆるんでしまいました。
ご本人の丁傑老師は元気一杯の人で、
会場自体はそんなに湿っぽい雰囲気でもなかったのですが
・・・。
私は普段中国の先生の表演をあまり見る機会がなかったの
ですが、今回は主役の丁傑老師、神戸を拠点とする王正老師、
神奈川県を拠点とする羅競老師とその奥様の劉清老師、楊式
太極拳の正統伝承者の 傳清泉老師、テレビ等でお馴染みの陳
静老師。日本人も、トップクラスの長拳の市来崎選手、再び選手
復帰した下起選手。残念ながら、佐藤直子選手は体調不良の
ため欠席となりました。
まずは名前だけ存知あげていた東岳太極拳というものも
今回初めて目の前で見ることとなりました。
龍爪球という丁傑老師のオリジナルの24式も拝見しました。
これは風船を持っての簡化24式行うのですが、これを持って行
うと初心者が起こしがちな肩で動かすような動きに対して有効な
練習になると思います。
そしてゲスト枠ではないのですが、
私にとって見れて嬉しかったのが八卦掌。
何年か前に全日本で見て感動した選手でしたが、舞台で見ると
また良かったです。本当にバレエかスケーターのようによく回って
いました。しかも彼女の回り方は軸がきれいだし、以前YouTubeで
見たものは舞台だとつまらなかったのですが、そう感じさせません
でした。
そしてその八卦でこういう武器の演武も見ました。
鉞(ユエ)というものです。
この武器にも興味津々になってしまいました。
市来崎選手の表演は、お祝いの席にぴったりの長袍。
長拳の最中に一瞬裾が顔前に塞がろうとしても
パッと掴み、払いのけて演武が留まることなく続いた
ことに凄い運動能力の高さを感じました。
まだまだ現役大丈夫です。
市来崎選手の剣の表演ではどこから現れるかわからなくて
会場も皆、どこから出てくるのか?ときょろきょろしている
と私の後ろに風がよぎって(@_@)しました。
ちょっといつもと違う演出でした。
「太極王子」は演武と共に、生徒さんからの印象でその
人柄がいかに愛されているのかが伝わりました。
92歳のご夫婦が25年ずっと先生に習い続けたのは、
習っているのではなく、先生に会いに行ってるのだと
おっしゃっていたのが印象深かったです。
私も動機が”先生や仲間に会いに行く”でもいいのかも
とまで思いました。
そして今まで楊式太極拳というものにときめいたことは
なかったのですが、 傳清泉老師の演武をみて、
楊式太極拳の素晴らしさがわかったような気がします。
かっぷくのよい方であるのにも関わらず、きちんと軸に
乗っていること。だから上歩が美しいこと、美しいこと。
そして、風格というのがこのことなのかというのも知りま
した。
他のゲストの出演者さんを見てもどの方もやはり基本の
ところはきちんと押えられているのがよくわかりました。
最後に今の私の目で見れたことに感謝です。
もしまだ習って4年くらいの目で見ていたら、
この素晴らしさがもっと違ったものだったのでしょう。