3月24日のノートですが今回は簡化太極拳のテーマに
入れます。
今回は個人的に注意を受けたところのピックアップです。
注意を受けたのは搬攬捶(バンランツイ)での間違いです。
 
 教本でいうところの次のところです。
 私は以前違う団体で習っていたので、癖がついているところが
あります。移ってきた時、搬攬捶を師姉から指摘を受けました。
転身して打つところは上から下で相手の手を打ち落としていると
教えていただきました。

 そうして出来た型が下の写真のように単純に上から下へと
落としていました。しかし、W老師によるとこれでは胸が詰まり、
腕にねじれが生じていると言われました。

 で、直されたのは、上から下へ打つのは打つのですが、そこは
そこでポン勁は崩さないことは原則。すると腕に丸みを帯び、
脇のところは詰まらないはずだという事だそうです。↓
 ↑ ちょっと見本にするには、まだ手首が折腕(せつわん)気味
ですが、腕はこういう風に丸みを帯びるようにということです。

 習い始めの人へのポイントとしては、もう一つ。
ここの転身して腕を回すところは、 肩を軸点として回すと
よいとのことです。私はポン勁を維持するために、この時
もう一つ意識することがあります。脇の下ではなく、脇の前
の方の肩関節にピンポン玉一つを挟んでいるような意識
行います。こうすれば、脇が詰まるのが収まるかと思います。


                          

 余談ですが、ついでにについても少し書きます。
女性の場合、拳を握ると親指を中に入れて、じゃんけんのグー
のようにする人が多いそうです。しかし、親指は外とのことです。

 そして握り方ですが、以前にも私の日記にも書いています。
それはこちらです ⇒ 

ポイントは ドジョウが息できる程度に握る ことです。
日記の最後の方に書いています。

 例えば、次の写真です。握り締めすぎると手首のところに力が
入っているのがわかります。肩にも力が入るはずです。

 ところが、ドジョウが息できる程度に握る(下の写真では少し
隙間があいてます。)と手首のところの力が抜けます。
おそらく肩の力も抜けているかと思います。

 こういうところが、太極拳は他の武術と違うところでもあります。


*こちらはあくまでも練習過程にある者の主観でありますので、
 決して正しいものとは限りません。
 その点についてはご了承をお願い致します。