またまた倒巻肱。
これは二段を受ける最後の頃から指摘を受け始めたところでいまだ直せないところです。
私にとって三段を受けるにあたって、一番の克服が必要なところではないかと思います。
弓歩で躓く人が多いと思うのですが、ここはたぶん、たぶんだけど大丈夫だと思います。

W老師から乙先生を宛がわれました。ラッキーです

まずやってみてと言われました。
前回を思い出しながら、やってみました。
手を広げた時の前の手への意識は、もっと胸の中から両手を広げるような意識と言われました。おそらく上丹田を根幹として広げるような感じなのでしょう。これは何とかクリアできると思います。

そうして手を折りたたむところです。まだ手で引っ張ってると言われました。
以前にも習っているところなのでここは頭でしないできちんと体に染み込ませれば何とかなります。ここは軸足となっている脚のクワを緩めれば、肩が沈み、胸を緩めれば、腕が自然に折れるということだと思います。ちょっとまだぎこちないのだと思います。

そうして問題の後ろへ下がるところです。後ろの腰にW老師にもたれると全然動きません。
力が伝わらないのです。それで前回の甲先生に教えてもらったことを思い出してみました。前の足を少し踏み後ろのクワへ収めこむような感じなのですが、これをやるとW老師からも乙先生からも「後ろ引きっ」っと指摘されました。W老師が手本を見せてくれるのですが、イマイチこれって理解することができないから、再現ができません。乙先生からは「何も余計なことをするなっ!」と言われました。まだ理解が進んでいないのですが、一つわかったことがあります。以前の先生のところで45度になった前足の踵をまっすぐにするように後ろに下がると理解していたのですが、これは初心者用であるという事です。以前にも書いたように太極拳は末端で動くのではなく、体幹を軸として動くため、でんでん太鼓ようなものだとよく例えられています。なので、踵で動かすとまったく体幹を使えていないことになります。まだ、きちんと理解はできていないのですが、ここにヒントがあるような気がしてなりません。あともう一つ収穫したのが、二段受験前のころからW老師に退歩の時の臍の向きが真正面を向きすぎと指摘されていた点。乙先生が退歩の足が後ろへ置きすぎではないかという事でした。それに引きずられて臍が前を向くようです。

最後に帰り際、W老師から「ちょっと三段は厳しいかもしれないので大阪の講習へ行ってください。」と言われました。「はい」とは言っておきましたが、多分行きません。何故って、二段の時にも言われました。それで行きましたが、ここ以上に教えてくれたという印象がありません。私ごときが今年一年で合格するとも思われないので、こちらで粘り強く学ぼうと思います。

来週は野馬分鬣を見てもらおうっと(^^♪


本日も最後までお読みいただきありがとうございます。

*こちらはあくまでも練習過程にある者の主観でありますので、
 決して正しいものとは限りません。
 その点についてはご了承をお願い致します。