この日は前半は全日本大会のDVDの鑑賞会をしてくれました。
NHK BS放送されたものを編集したものです。
なので、難度競技ばかりです。

体操のつもりで来ているおば様方がほとんどのこの教室では
初めてみる人ばかりか、「ウォー」とか「ワー」とか
驚きの声が上がっていました。




その後の練習のメインは

白鶴亮翅の上下開合




その前に白鶴亮翅の動きについて

この動作は手で動かしがちだけれども
あくまでも
体幹を優先して動かすことが重要です。
他人の動きもよく見ると手が先行していたら間違いです。

よく言われている
太極拳はでんでん太鼓のように動くというのが
実感としてよくわかります。

上下開合のところですが
まずは白鶴亮翅から楼膝拗歩
(↑ロウはほんとは手偏)

まずはあげた右手ですが
クワを緩めて身体の上体を動かすと
動かそうという意識なしで右手が自然に動きます。
そして止まったところで
下に落とします。

落とし切ったところでまたクワを緩めて
身体を右に回すと左手が上がってくると思います。
そうして右手が腹前で逆下按(←私の造語:按の逆)なったところで

本日のメイン 上下開合 です。

ここでもクワを緩めて前足を少し踏むことによって
下の手は下へ上の手は少しだけ上方へ
一瞬力が出ます。
あまり意識しすぎると力が途切れるので
やりすぎは禁物です。
こういう働きがあるということだけを
知っているといいのかもしれません。


そしてもう一つトレビア
こちらも野馬分鬣から白鶴亮翅へ移行するところです。
小球を作って右足を寄せてきて
右足を置く時
後ろ足がある程度伸びていないと
後引きしてしまうという事です。
後ろ足がある程度伸びるという事は
後ろ足を置く位置が近すぎてはいけないという事です。
その距離があってこそ
前足から後足へ力を送って体重移動ができるという事です。

なるほどと思った次第です。

こんな細かな所の後引きを見逃しません!
という事ですね。




 

そうしてこんな可愛いハンカチをいただきました。
長い間お休みしていた人の月謝を立替えてあげていただけなのに・・・。
わずか1ヶ月ほどのことなのに
この年代は律儀ですね。



本日も最後までお読みいただきありがとうございます。



*こちらはあくまでも練習過程にある者の主観でありますので、
 決して正しいものとは限りません。
 その点についてはご了承をお願い致します。