こんばんは。
みなさんお元気ですか?
桜が満開の日、ジョアンは癌の摘出手術をうけました。
副腎とその周りの生命を維持するのに重要な血管を取りました。
わずかな望みをかけて・・・。
手術を受けた次の日のジョアンです。
まだ少しぼーっとしています。
体もまだ手術を受けた反応が出ていません。
私の顔を見るや否や、一生懸命体を引きずってこちらに来ました。
30分くらいだっこをして、ケースに戻そうとすると、嫌がって「もっと抱っこして」と目で訴えます。
涙をこらえて病院を後に。
手術自体は成功したとのこと。
後はジョアンの生命力(重要な血管の変わりになる血管ができていて、それが機能すれば・・・)にかけるしかないということでした。
2日後・・・
尿が出ない・・・つまり体の毒素や不要物を排出できないということで、腎機能が停止していることを意味します。
人間の場合、透析治療をしますね。
ぐったりしていて、あまり力がありません。
先生からは術後の急性腎不全を起こしていると伝えられました。
ここがジョアンが生きるかどうかの分かれ道でした。
長野からすっとんできました。
涙がとまりませんでした。
でも、私達家族はなんとなくジョアンは回復してくれるような気がしていました。
涙が出るのは、辛い思いをさせてしまって申し訳ないなと、できるなら代わってあげたいという想いからでした。
一般に生存率20%、右側の副腎の手術ではほぼ助からないのだそうです。
かなり筋肉が落ちて、やせてしまいました。
綿のように軽いです。
でも、次の週、ジョアンは急性腎不全を乗り越え退院できることに。
ただ、食事をしないとのことで、24時間介護でした。
毛並みが悪く、つやがありません。
人間と一緒でないと寝ない状態です。
ジョアンは元気な時は人間と一緒に寝ません。
1人で気ままに生活したい自由奔放ないたちです。
あまりに尿量がおかしいので受診。
腎機能が落ちている前兆とのことでした。
この頃は不安で不安で夜も眠れませんでした。
抜糸してもらっておなかがつるつるになったジョアン。
縫合した腹部は炎症がありました。
だんだん酷くなってきたのでステロイドの飲み薬をだしていただきました。
すーっとよくなり、体もかかなくなりました。
しかし、このステロイドの薬を飲み始めた次の日から、ものすごい嘔吐を繰り返し、口をパクパクします。
ゲェーッゲェーッと苦しそうに走り回ります。
24時間吐き続け、治まる気配がありません。
本当に迷惑なのですが、朝の6時に先生に緊急の電話をかけて診ていただくことになりました。
快く大橋先生は診てくださいました。
バリウムを飲んで何か詰まっていないか、エコーでもエックス線でも確認しましたが何もうつりません。
点滴と注射をしていただきました。
もしかして、この日だけ調子が悪いってこともあるので、少し様子を見てくださいとのこと。
何故か本当にだんだんとよくなって、体調が落ち着きました。
4月の後半にはだんだん歩き回るように
先生からも1ヵ月後に診せに来てくださいと言われたので、私も小旅行に行けるようになりました^^
弟のお嫁さんがお薬をやるのが上手で、ちゃんと面倒をみてくれました(ありがとう!!)
5月、癌が転移していないか、腎機能は大丈夫か検査を受けましたが、少し腎機能が悪いとのこと。
食事、排泄、睡眠は問題なく、体重もふえていて遊ぶようになったことから、心配はないと言われました。
6月初めのジョアンです^^
目がはっきりしてイキイキしています。
ちゃんとカメラ目線で写真に写ってくれました♡
毛もつやつやです。
腰のあたりに何か炎症があるのですが、これが後に膿んでしまってまたお薬を飲むことになりました。
明日はその後の検診の日です。
今では飛びながら走り回って、いたずらするいたちに戻りました。
またこれからもじょあんのことをここで報告できればと思っています。
色々心配してくださったみなさん、本当にありがとうございました(*´∀`*)
それからおおはし先生に感謝です。
これからもよろしくお願いします☆