第95回日本陸上選手権大会3日目
女子100mハードル準決勝、第1組に登場した、城下麗奈選手
レース前は、いつも、不機嫌そう?な表情なので、
それは気にならなかったけど、少し痩せた?
去年11月のアジア大会で転倒、じん帯断裂後、
最初のレースとなった織田記念では、タイムは14秒後半でしたが、
とにかく、レースに復帰出来たことがよかった
予選タイムは13秒84
織田記念のときより、1秒近く上がってました
ベストには遠いですが
城下選手のブログで知ったのですが
途中でレースをやめたのは、怪我ではないということでホッとしました
スタート直後
(あっ、わたし、フライングした)
という実感があり、(全力疾走を)抜いたのですが、
レースはフライングにならずに成立してしまったんだそうです
1台めのハードルを越えた瞬間を撮影したかったんだけど、失敗
この時点で城下選手が遅れているのは、全力疾走をやめたからだと思います
城下選手は、リズミカルな走りでハードルを越えて行く走法なので、
最初にリズムを崩したため、走りが不安定になり
中盤からやや後半のハードルでバランスを崩して、
このままでは、またハードルに足をかけて、転倒してしまうかも、
またじん帯を切ってしまうかも、
と瞬時に判断し、レースをやめたそうです
大学時代、2度の疲労骨折で2年以上をリハビリに費やした城下選手ですから
怪我に対して、こうした判断をしたことを、僕は支持します
「故意に手でハードルを倒した」という判断で、
途中棄権ではなくて、失格扱いになったのではないかと思います
でも、スタート前の練習で軽く流しているときでも、
ハードルの前で止まることが出来ないくらいだから、
これは、仕方ないでしょう
また怪我を克服して、復活するよう、城下麗奈選手を応援していきます
レース後に笑顔が観られますように