2026年2月28日 高知市宗安寺にて
『宗安禅寺の柴燈護摩供養の皆さん』
高知市宗安寺「川上不動尊」の柴燈護摩供養を訪ねて
高知市中心部から北西へ車を走らせると、緑豊かな山々に抱かれた宗安寺地区に到着します。
ここにある臨済宗妙心寺派の古刹・宗安禅寺は、地元では「川上不動尊」の名で深く信仰されており、毎年2月の終わりには、一年の無病息災を祈る勇壮な行事が行われます。
過去の動画です。
精神を浄化する「柴燈護摩供養」とは
2月28日、境内に響き渡る法螺貝の音とともに、柴燈護摩(さいとうごま)供養が始まりました。
柴燈護摩とは、もともと山岳修行を行う山伏(修験者)たちが、屋外で柴(しば)を積み上げて焚いた護摩に由来します。
堂内で行われる通常の護摩祈祷とは異なり、空の下、巨大な火柱を立てるのが特徴です。
立ち昇る煙は天に届き、諸願を成就させ、燃え盛る炎は私たちの心にある迷いや煩悩を焼き尽くすと信じられています。
この日も、山伏姿の行者たちが厳かな儀式を執り行い、参拝者の願いが書かれた添護摩(そえごま)が次々と火の中に投じられました。
パチパチとはぜる木の音と、天を突くような熱気。
その迫力に、集まった人々は静かに手を合わせ、一年の平穏を祈っていました。
地域に愛される「宗安禅寺(川上不動尊)」の魅力
宗安禅寺は、鏡川の上流に位置し、豊かな自然と調和した美しい寺院です。
本尊である不動明王は「川上不動尊」として親しまれ、特に厄除けや交通安全、家内安全にご利益があるとされています。
今回の行事でお会いした方々は、皆一様に温かく、撮影をお願いすると快く応じてくださいました。
凛とした行者姿の方々や、長年この寺を守り続けてきた地域の方々の笑顔からは、この場所が単なる祈りの場であるだけでなく、地域コミュニティの心の拠り所であることが伝わってきます。
柴燈護摩のもう一つの楽しみは、参拝の帰り際、私は川上不動尊名物でおなじみの「お餅」と「チラシ寿司」を買い求めました。
お昼に現場で餅つきをして、女性陣が仕上げていました
柔らかなお餅は、まるで春の訪れを告げるような優しい歯ごたえ。
そして、チラシ寿司は、どこか懐かしく、お腹も心も満たしてくれる絶品でした。
こうした地元の味を家族へのお土産に持ち帰るのも、このお祭りならではの醍醐味です。
おわりに
今年は初日の出も見に行かず、車は車検NGだったり、部分入れ歯になったり、良いことがあまりなかったのですが。
2026年2月28日、宗安寺に舞った護摩の煙は、きっと新しい季節にたくさんの福を運んできてくれることでしょう。
炎の熱気を肌で感じ、地元の方々の温かさに触れ、美味しい郷土の味を堪能する。そんな充実した一日は、まさに「川上不動尊」のお導きだったのかもしれません。(あくまで個人の意見です![]()










