学校の乾いた運動場
干上がって割れた地面でも
ぬかるんで
靴は汚れる
その中で1センチ浮かんで
泥濘に踏み込むことのない私がいる
隣の住人はそこに根を張る
小学生でさえそう見える
抱きかかえられる幼子にさえ
それを感じ
私は浮かんで
なによりも幼いのではないかと
その中であたしは頑張ってるけどあんたは、と言われ
自分の中で自分に対して厳しくしてると言い返してみようとしても
東京には勝てる気がせず
私はここでも田舎の変人なのだ
まだ風を感じ
空気を感じ
黒線で身体を縁取ってる
およそ誰もがスポンジで
ただ一人ザルなのだ
それでも一粒の
なんらかであることを
完成させよう
昨日は久しぶりに母と弟に会った。
弟の野球の試合の遠征に付き添いこちらまで来ていたのです。
試合に出ている次男坊はとても背が伸びてガッチリしていて、一つ一つの仕草からはあのあどけなさはなくなっていました。
弟とは顔を合わせることはしませんでした。兄貴が見に来ていると知っては緊張して調子を狂わせてしまうので、私はバックネット裏の1番遠くから見守っていました。キャプテンを勤めているのだから、そんなことで調子を崩させてしまってはチームの士気にも関わりますでしょう。
日本中の各地方が選手を選抜して日本一の地区を決まる大会です。そこでキャプテンを勤めているのですから対したものです。元々所属しているチームでもキャプテンを務めているのですから兄貴は鼻が高い。しかも三男坊は全国大会で優秀選手賞をもらっていますし、長男に比べて弟達はたいしたものです。
試合の合間に母親と喫茶店で昼食をとりました。
色々と最近の家の事情を聞いては笑顔がこぼれてしまいました。
身内というのは不思議ですね。本当に。
いま私は池袋駅の喫茶店で時間を潰しているのですが、この人混みの中の一人一人にも家族がいるってのはわかってはいてもわかっていないような気もするのです。
三男坊が中学校で事件を起こしたらしい。いや、事件というわけではないけど。ただ、軽はずみな言動とでもいうのか。三男坊はその辺が少し疎いところがあるのです。
その言動とは
「お前部落に住んどるんやろ?怖い奴らいっぱいおんのやろ?」
これなのですが、確かに問題のある発言ですね。ただ大げさなのは、中学校だけの問題ではなく小学校の時の担任の先生や教育委員会まで動き出したのだということです。
そんなわけで親の教育方針に問題はなかったかとかを教育機関がどうやら言ってきたらしい。
母親も始めは謝っていたそうなのですが、あまりにしつこいので
「私どもとお話してもキリのないことと思います。確かに部落地域にあまり近づくなと息子に教育してきたことが道徳的によくないことであり、息子の発言が道徳に反するものであったのは謝りました。しかし我が家の教育方針はあなたたちとは種類の違うものです。これ以上お話することはありません。」
私の家は決して綺麗事で物事を片付けるような教育はしていません。それが良いのか悪いのか。私はよかったのだと思っていますが。
部落差別はなくていいものだと私は思っています。
しかし私の故郷は田舎だからかなんなのか。不良少年の九割は部落の出身ですし、その地域は殺人も放火もやはり多い。そしてやはりその地域の雰囲気は他とはことなりいつも薄暗く、どんよりとしています。
そういうことになってしまった根源には私達や先祖が彼らをその地域を差別をし侮辱を続けてきたということがあるのは間違いないでしょう。
しかし、なにかその地域と人に関わるとよくないことに巻き込まれる確率が高くなることは事実ではあります。私の地域に限ることなのかもしれません。
危ないことを経験することも人の成長には効果的ではありますが、ダークなことに巻き込まれる可能性のある危険に足を踏み入れることを阻止したいのは大事な人がいるなら誰もがそうでしょう。
もし弟や妹や恋人が
「ちょっと北朝鮮まで遊びに行ってくる」
と言ったならば、我々はすかさず止めるでしょう。これは北朝鮮の方達がみな悪い人だからとかそういうことではないのです。
差別は決してなくなることはない。新しい差別も生まれてくるでしょう。
そもそも人の命も平等ではないのですから、仕方のないことであります。
目をそらさなければ、そういうことだ。
弟の野球の試合の遠征に付き添いこちらまで来ていたのです。
試合に出ている次男坊はとても背が伸びてガッチリしていて、一つ一つの仕草からはあのあどけなさはなくなっていました。
弟とは顔を合わせることはしませんでした。兄貴が見に来ていると知っては緊張して調子を狂わせてしまうので、私はバックネット裏の1番遠くから見守っていました。キャプテンを勤めているのだから、そんなことで調子を崩させてしまってはチームの士気にも関わりますでしょう。
日本中の各地方が選手を選抜して日本一の地区を決まる大会です。そこでキャプテンを勤めているのですから対したものです。元々所属しているチームでもキャプテンを務めているのですから兄貴は鼻が高い。しかも三男坊は全国大会で優秀選手賞をもらっていますし、長男に比べて弟達はたいしたものです。
試合の合間に母親と喫茶店で昼食をとりました。
色々と最近の家の事情を聞いては笑顔がこぼれてしまいました。
身内というのは不思議ですね。本当に。
いま私は池袋駅の喫茶店で時間を潰しているのですが、この人混みの中の一人一人にも家族がいるってのはわかってはいてもわかっていないような気もするのです。
三男坊が中学校で事件を起こしたらしい。いや、事件というわけではないけど。ただ、軽はずみな言動とでもいうのか。三男坊はその辺が少し疎いところがあるのです。
その言動とは
「お前部落に住んどるんやろ?怖い奴らいっぱいおんのやろ?」
これなのですが、確かに問題のある発言ですね。ただ大げさなのは、中学校だけの問題ではなく小学校の時の担任の先生や教育委員会まで動き出したのだということです。
そんなわけで親の教育方針に問題はなかったかとかを教育機関がどうやら言ってきたらしい。
母親も始めは謝っていたそうなのですが、あまりにしつこいので
「私どもとお話してもキリのないことと思います。確かに部落地域にあまり近づくなと息子に教育してきたことが道徳的によくないことであり、息子の発言が道徳に反するものであったのは謝りました。しかし我が家の教育方針はあなたたちとは種類の違うものです。これ以上お話することはありません。」
私の家は決して綺麗事で物事を片付けるような教育はしていません。それが良いのか悪いのか。私はよかったのだと思っていますが。
部落差別はなくていいものだと私は思っています。
しかし私の故郷は田舎だからかなんなのか。不良少年の九割は部落の出身ですし、その地域は殺人も放火もやはり多い。そしてやはりその地域の雰囲気は他とはことなりいつも薄暗く、どんよりとしています。
そういうことになってしまった根源には私達や先祖が彼らをその地域を差別をし侮辱を続けてきたということがあるのは間違いないでしょう。
しかし、なにかその地域と人に関わるとよくないことに巻き込まれる確率が高くなることは事実ではあります。私の地域に限ることなのかもしれません。
危ないことを経験することも人の成長には効果的ではありますが、ダークなことに巻き込まれる可能性のある危険に足を踏み入れることを阻止したいのは大事な人がいるなら誰もがそうでしょう。
もし弟や妹や恋人が
「ちょっと北朝鮮まで遊びに行ってくる」
と言ったならば、我々はすかさず止めるでしょう。これは北朝鮮の方達がみな悪い人だからとかそういうことではないのです。
差別は決してなくなることはない。新しい差別も生まれてくるでしょう。
そもそも人の命も平等ではないのですから、仕方のないことであります。
目をそらさなければ、そういうことだ。
わあわあわあわぁ
やあやあやぁ
窓を開ければどこからか
盆踊りが始まった
どどどんどん
どどんがどん
夏を伝える祭りの歌は
幾重に重なる残響は
妖艶であり 沼の底
赤や影や黄土の色が
あぁこれは火の揺らぐ色だ
空気を横揺れさせている
沼がボコボコ煮えたぎる
蜃気楼が近くに見えた
なにかが人を踊らせニッと笑っていた
どどどんどん
どどんがどん
ああぁえいやあ
どどっがどん
残響が妙にに耳に残る
iPhoneからの投稿
やあやあやぁ
窓を開ければどこからか
盆踊りが始まった
どどどんどん
どどんがどん
夏を伝える祭りの歌は
幾重に重なる残響は
妖艶であり 沼の底
赤や影や黄土の色が
あぁこれは火の揺らぐ色だ
空気を横揺れさせている
沼がボコボコ煮えたぎる
蜃気楼が近くに見えた
なにかが人を踊らせニッと笑っていた
どどどんどん
どどんがどん
ああぁえいやあ
どどっがどん
残響が妙にに耳に残る
iPhoneからの投稿
