ヨーロッパでは
サフランの色と香りは人の気持ちをひきたて、
明るくすると信じられてきたそうで、
16世紀のイギリスでは、
陽気で楽天的な人に逢うと
「サフランのベッドで寝ていたのだろう」
と言っていたそうです。
そのサフランの花の香りを
あらためて、じっくりと嗅いでみました。
濃厚な香りであることは確かです。
独特で個性的で複雑、
まるで香水のような香りだと思います。
これから咲くのが楽しみなのに雪の予報。
庭のサフランのつぼみが雪で駄目になる前にと、
まだ若いと思われるものまで摘んでみました。
前回の記事
http://ameblo.jp/awakuridou/entry-11078548109.html
ミニミニ花瓶とカップに活けて、
数十分後に気が付いたら。。
あっと言う間にほころび始めました。
今回はじっくり雌しべを外してみると、
やはり1本に繋がっています。
正確には、商品として販売されているのは、
先端の方の濃い色の部分のみのようです。
今回の収穫です。
室内で雌しべを外していると、
サフランの濃厚な香りでクラクラしそうです^^
この雌しべを乾燥させ、サフランティーにしてみました。
サフランを入れたカップに熱湯を注いだら
すぐに香りと色が出るのかと思っていたら、
色は徐々にしか出ないし、香りは??という感じ^^;
味もほとんど感じられず、ちょっとがっかりでしたが
サフランの効能を調べていたからか
この綺麗な色のティーを飲むと気持ちが明るくなるような、
寒さで暗くなりがちな気持ちがすっきりするような、
そんな感じがしました。
速攻で血行が良くなったのかな?
主な生産国のイランでは、香辛料として、
またビタミンB、Cなどを含む健康食品などとして
様々な料理に幅広く利用され親しまれているそう。
薬用としては、抗うつ・抗ガン効能があるとされ、
実用化に向けた実証研究が行われているようです。
サフランの雌しべを収穫したので、
どうやって利用しようか思案中です。
サフランの色素は水溶性なので、
水かぬるま湯、牛乳、白ワイン等に十分浸して
色素を抽出して利用するよう。
一番手軽なのは
紅茶を淹れる時にサフランを数本浮かべることかも。
慣れないと、サフランのみのティーは
飲みにくいような気がします。
女性(妊婦さん以外の)に、より効果があるようなので、
サフランを上手く取り入れてみたいと思います。
円高なので白ワインにつけてみようかな。。
サフランは丈夫で育てやすい植物で、
日当たりと水はけの良い場所と
5℃~15℃程度が生育の適温なので
冷涼な環境を好むようです。
お料理やティーに使えるので
お庭や鉢植えにオススメ^^
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