わびさびそうめん | awakisinのブログ

わびさびそうめん

わびさびとは日本人の弱み
鎖国のままなら風情であるが。

流しそうめんは絶対的に流し口の近くが有利だ。
もし競技であればそのポジションを争うのに必死であろう。
でも決して競技ではない。

流しそうめんは食を楽しむよりも風情を楽しむもの。
そうめんを取れたことより取れなかったことに楽しみを覚えるもの。
なんとも奥ゆかしく味のある日本独特の文化じゃなかろうか。

最優位ポジションに陣取った僕は取れないように振舞う。
あくまで全力で取りに行く素振りをみせつつ、取らない。
この行為が、川下で待っている方々へのわびさびだ。

隣でいた外国人は取れなかった僕を見て「なにしてるの?」的な表情だ。
外国人は先にお箸を水に浸し、バリケードを作っている。
その行為は流しそうめんの意義をお釈迦にしてしまうのに。

このような部分が日本人(僕)の弱みの要因のひとつかな。

そんなことを考えながらも、引き続き目の前を過ぎた後にお箸を突っ込む。