4月19日内閣委員会山本太郎質疑文字起こし③ 北方領土を取り返せない日本は主権国家なのか | 渾沌から湧きあがるもの

 

 

 

 

こちらの動画から起こしました

 

 

 

 

 

 

 

 

の続きです

 

 

 

山本

ありがとうございます。もちろん主権国家という体をしていますけども、じゃあどうして北方領土返ってこないんですかって話ですよ。

どうして返ってこないの。

北方領土返した後に、そこに米軍が置かれるということを懸念したロシア側が返さないわけでしょ。それに対して米軍に基地を置かせない、訓練区域を拡げさせないと米軍に約束させろ言って日本側はそれは出来ないって言ったんですよ。だから返ってこないんですよ。自分の国の国土に対してそんなことさえもアメリカに言えない国なんですから主権国家なわけないじゃないでうか。植民地なんですよ。

どうしてアメリカ国内で許されていないような訓練が日本国内で可能になるんですか。超低空飛行、さまざまなことがどうして可能になるんですか。植民地だからですよ。

この状況において、もうオワコンの西側諸国と一緒にこの先心中するみたいな考え方やめていただきたいんです。

いいんですよ、これ外交だから、バランスをとる必要がある。西側諸国とも仲良くすればいいし、それ以外の国々、何よりもアジアと力を合わせていかないと話にならないんですよ。どっちかにかける話じゃない。それを今事実上の西側諸国、NATO諸国、いやG7、こういったところに集中的に力を、私は、入れていくってのは、この国の、逆に言ったら、安全保障を脅かすものになるだろうってそう思うんです。

えー、おそらくこの経済安全保障っていう部分において、このような制度を作っていくっていうのはもちろん何かしか脅威となるような国が現れた時に、そこにおいて日本が調達をしている、様々な重要な物資を、ということにおいておそらく日本の基盤を守ることも重要だし、そういったある意味で対立するような国から物資が途絶えるということは非常に危険だ、そういうところから複数に調達先を広げていくって考え方は当然のことだとは思うんですね。

でも、今まで一番やってない外交厚くしていくしかないだろうって。アジア外交を。

あの、申しわけない、今、現在、こういうファイブアイズだとか、えー、なんだろうな、G7だったりっていうところ、より強く寄り添っていくっていう形になっていってはいますけども、これ結局想定される何かしらちょっと踏み込んでいったら仮想敵みたいのがあるんですかね。仮想敵国的なものは、何かしら、この私たちの経済基盤を揺るがすもの、それを侵害するようなものがあるということから、おそらくこういうものが作られていってるとおもうんですよ。一体どの国のことなんですか。



高市

えー、日本の経済保障は特定の国を念頭においたものではない、ということになっております



山本

はい、建前上そうだと思います。でも間違いなくアメリカによる中国に対してこれ締め付けをしていくということの一環で様々なことが展開されていってるんですよ。間違いなく対中国ということに関して様々な法律が、新たな仕組みが敷かれていってる状況であろうと。

でもひとつ皆さんに考えていただきたいのは敵国条項ですよ。敵国条項。敵国条項死文化なんてしてませんよ。だから削除しなきゃいけないってことになってるんです。



*時間ですのおしらせ*


最後に大臣の書簡とは違うと思うんですけど、この敵国条項ってものがある限りは私はアジアでの平和、経済は守れないと思ってます。これを削除させることは必要だと大臣は思いますか。



高市

はい、所管外でお答えするわけにはまいりません。申し訳ありません。



山本

ありがとうござまいます。最後にまとめますね、経済っていうのは外交とも繋がっている問題ですよ。それを考えるならばやはり今の問題に関してもやはりお答えをいただきたい、これ次回につないでいきたいと思います。




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