【コピペ式辞】安倍とスガのハーモニー ぜひお聞きください | 渾沌から湧きあがるもの

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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菅首相、安倍氏の式辞をほぼコピペ 

加害責任や反省盛り込まず 初の戦没者追悼式

 

 

 

 

菅義偉首相が就任後初めて臨んだ15日の全国戦没者追悼式の式辞は、第2次安倍政権での8回の式辞と同様に、歴代首相が言及してきた先の大戦での加害責任や反省には触れなかった。外交・安全保障の方針である「積極的平和主義」への言及も踏襲し、昨年の安倍晋三前首相の式辞と構成や中身がほぼ同じで、首相の独自性や平和への思いが見えにくい内容だった。

 

首相は「戦争の惨禍を、2度と繰り返さない」と安倍氏と全く同じ言い回しで「不戦の誓い」を表現。その上で「わが国は積極的平和主義の旗の下、国際社会と力を合わせながら、世界が直面するさまざまな課題の解決に全力で取り組んでいく」と訴えた。

 

「積極的平和主義」は安倍氏が首相在任中に国会演説などで繰り返し言及し、集団的自衛権の行使容認を正当化する根拠としても用いられた。昨年の追悼式の式辞として初めて使われ、安倍政権を継承した首相も引き続き盛り込んだ

 

 

◆「歴史」触れるも「向き合う」は消えたまま

 

昨年の式辞では「歴史と謙虚に向き合う」といった文言が消え、安倍氏の「未来志向」が鮮明になった。首相は「私たちが享受している平和と繁栄は戦没者の皆さまの尊い命と、苦難の歴史の上に築かれたものであることを私たちは片時たりとも忘れない」と2年ぶりに「歴史」に言及したが「歴史と向き合う」という趣旨では使わなかった。

 

新型コロナウイルスについても昨年に続いて言及し「1日も早く安心とにぎわいのある日常を取り戻し、この国の未来を切り開いていく」と述べた。

 

 

 

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