[新型肺炎FactCheck]
「遺体を燃やすと出る二酸化硫黄 武漢で大量検出」は誤り
https://infact.press/2020/02/post-4843/
さんより
新型コロナウイルスをめぐり、武漢で異常な二酸化硫黄(SO2)濃度の値が観測されたとして、
中国政府が秘密裏に大量の遺体を焼却している証拠だとする言説が世界的に拡散され、日本
でも広まっている。しかしこの主張は複数の誤った根拠に基づくものだ。
チェック対象
「遺体を燃やすと出る亜硫酸ガス 武漢上空で大量検出…およそ1万4000体分か」
(2020年2月12日、まとめブログ「ツイッター速報」の記事)などの、画像を示した一連の言説。
【誤り】
根拠として提示されたのは気象予測サイトの予測値で、日々の排出量の変動が反映される
ものではない。
ツイッター速報@tsuisoku遺体を燃やすと出る亜硫酸ガス 武漢上空で大量検出…およそ1万4000体分か https://t.co/GxaJzXE8Dd.
2020年02月12日 04:36
【検証】
この「ツイッター速報」の投稿は現在6000件以上リツイートされ、約9800件いいね!が付いている。
同サイトの記事(キャッシュ)では「台湾英文新聞」の2月10日の記事(更新あり。後述)の一部がチェコの気象データサイト「Windy.com」からのスクリーンショット画像とともに貼り付けられ、「遺体を燃やすと出る亜硫酸ガス、武漢上空で大量検出…1万4000体は燃やさないとこのレベルのガスは出ない」などと書かれている。なお、亜硫酸ガスとは二酸化硫黄(SO2)の別名である。
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