暑いのは気のせい、臭いのは気のせい、倒れるのも気のせい…精神論でゴリ押ししそうな東京五輪  | 渾沌から湧きあがるもの

 

 

 

 

金と嘘で招致した東京五輪・・・

 

NHKが「オリンピックは国威発揚」発言しただけのことはある!!

 

何から何までマジ搾取と利権とバカな精神論だらけで、「戦時中かよ」な発想がそこかしこに・・・

 

これがアノ「おもてなし」ってやつですか・・・

 

これでも東京五輪ゴリ押しするんだから、すごいね・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

首相「冷暖房はなくてもいいんじゃないか…」 

土壇場で工費カット 驚く遠藤五輪相

https://www.sankei.com/politics/news/150828/plt1508280044-n1.html

 

 

2651億円→1640億→1595億円→1550億円。

新国立競技場の整備計画の見直しをめぐっては、ギリギリまで総工費の削減が図られた。

遠藤利明五輪相は安倍晋三首相の指示で、お盆明けから2回も新計画案を作り直したという。

首相自ら新計画の発表前日となる27日、冷暖房設備のカットを指示するなど土壇場まで調整を続けた結果、旧計画から1101億円もの削減が実現した。

 

 「冷暖房はなくてもいいんじゃないか…」

首相は27日、官邸で新計画案を説明した遠藤氏にこう指摘した。

これ以上ない削減を行ったと思っていた遠藤氏は驚いた。首相の手元には、冷暖房を盛り込み「総工費1595億円」などと書かれた新計画案のペーパーがあった。

 

遠藤氏は7月21日、関係閣僚会議の議長に就任し、新計画作りに着手。お盆明けには、鋼鉄製「キールアーチ」の中止などを盛り込み、「総工費1640億円」との原案をまとめた。

 

しかし首相は、平成25年末に財務省と文部科学省が合意した「総工費1625億円」より高額なことから、即座に再検討を指示。遠藤氏は外装などを簡素化する案を作り直し、27日に首相を再訪していたのだ。

 

冷暖房設備は、競技場の座席の足元から冷暖気を流し、観客席全体の空調を行う。密閉型屋根のない競技場の座席に空調を入れた例は、世界でほとんどない。

 

それでも、下村博文文部科学相と遠藤氏は26日、東京五輪が7月末から始まることを踏まえ、「障害者のためにも必要」などとして導入を確認した。

冷暖房が日本の先進技術を世界にアピールする機会になるとも考えたためだ。

 

一方、首相は大会の開閉会式が夜に行われることなどを考慮し、27日の最終打ち合わせまで考えた末に、冷暖房の中止を決断。仕様を落としても節約を優先させた形だ。

 

「1595億円」案から冷暖房を外したことで、総工費の見積もりは1540億円に縮減した。

ただ、政府は万一の熱中症対策として休憩所などの増設費用を同日中に積算し、ようやく27日夕に「1550億円」案がまとまった。

 

関係者によると、複数の自民党幹部は冷暖房を入れた「1595億円」案の段階で了承していたという。首相周辺は「暑さを多少我慢してもらっても、費用の有効活用策 を探る。それが首相の肌感覚だ」と語る。

 

 

 

 

 

 

 

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東京五輪・パラの暑さ対策 逆効果の可能性も

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190809/amp/k10012028891000.html?__twitter_impression=true

 

 

東京オリンピック・パラリンピックに向けた暑さ対策が、「逆効果」になる可能性もあるという研究結果です。

道路の表面温度を下げるとして整備が進められている「遮熱性舗装」の効果を専門家が検証した結果、人が立つ高さの気温は通常の舗装よりも上がるケースがあったことがわかりました。
専門家は「選手や観客の熱中症のリスクが高まるおそれがある」としています。
道路の「遮熱性舗装」は、路面に白などの塗装を施し太陽光を反射させることで表面温度の上昇を抑える対策で、東京都や国は、オリンピックのマラソンコースを含む100キロを超える道路で整備を進めています。

熱中症の対策に詳しい東京農業大学の樫村修生教授の研究グループは先月と今月、晴れた日の
日中に「遮熱性舗装」と「通常の舗装」の路面で、気温の差を比較する調査を行いました。

その結果、「遮熱性舗装」を施した表面温度は、「通常の舗装」に比べて10度前後低くなり、これまでの国などの調査と同じような傾向でした。

しかし、高さ50センチと1メートル50センチ、それに2メートルの空間の気温を計測した結果、「遮熱性舗装」のほうが、いずれも平均の気温が高くなっていたことがわかりました。

「遮熱性舗装」の上の空間は、特に日射が強かった日には平均の気温が1.5度前後高くなり、最大で3度以上高い時間帯もあったほか、熱中症を予防するための指標となる「暑さ指数」も高くなりました。

樫村教授は、「遮熱性舗装」は太陽光を反射させやすいため、表面温度は下がる一方、反射した熱の影響で、人が立つ高さでは気温が上昇したと分析しています。

そのうえで、「遮熱性舗装は熱中症のリスクを減らすと言われてきたが、昼間の日射があるときには逆効果で、オリンピックでは、選手や観客などのリスクを高めることが考えられる。国や東京都は、このデータを受け止め、遮熱性舗装の効果を検証するとともに対策を立ててほしい」と指摘しています。

一方、国土交通省は、「遮熱性舗装」と「通常の舗装」の違いについて、平成28年にそれぞれの道路上の空間の「暑さ指数」を調査して比較した結果を公表しています。

公表された暑さ指数のグラフでは時間帯によって「遮熱性舗装」のほうが高くなっているものの、調査で誤差が出やすく、おおむね1度以内の差で収まっているなどとして、「有意な差とは言えない」と結論づけています。

そのうえで、国土交通省は、「アスリートが実際に走って温度を低く感じたと評価されるなど、さまざまな調査を総合すると、遮熱性舗装には暑さを緩和する効果があると考えている」とコメントしています。
 
 

 

 

 

 
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トライアスロン会場お台場の水質汚染懸念

https://www.nikkansports.com/sports/news/f-sp-tp0-20130830-1181440.html

 

 

30日付の英紙タイムズは、2020年夏季五輪招致で東京がトライアスロン会場に予定するお台場海浜公園周辺の海水に安全基準を超える大腸菌が含まれ、水質汚染が懸念されると報じた。

 

記事は競技が実施される8月に最も水質が悪化すると指摘。

今年と昨年の8月に測定された大腸菌の数値は、国際トライアスロン連合が定める大会開催基準値の上限の数百倍に達していたと伝えた。

 

調査で東京湾に潜った大学教授が体調を崩した事例を紹介し「一晩中、下痢や嘔吐(おうと)が続いた。大量の貝や魚の死骸があり、腐敗した物質が口から入ったのだと思う」とのコメントを掲載した。

 

同紙の取材に対し東京招致委員会は、トライアスロンや水泳オープンウオーターの大会がお台場で開催され「問題が起きたことはない」と答えている。

 

 

 

 

 

 

 
 
 
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未浄化下水の放水を止め、泳げる海を!

http://enomotoshigeru.com/target/57.html

 

 

港区の海はなぜ泳げないのでしょうか。

 

雨が降った後、運河は黄色がかった悪臭を放つ水で満たされます。


これは、雨が降った後、トイレや台所などの汚水が浄化されず、塩素を混ぜただけの状態で運河に放水されるからです。

 

赤坂、六本木など港区全域、隣の銀座を含む中央区、国会議事堂のある千代田区、豊島区、文京区、新宿区、渋谷区、世田谷区、目黒区、品川区という、山手線エリアの内側のほぼ全域から汚水が、私たちの街に集められ、雨が降るたび茶色い「簡易処理水」として運河に放水されているのです。

 

私たちの街にある芝浦水再生センターが作られたのは、昭和6年。
なんと満州事変があった年。


この老朽化した施設が、今の東京の姿を想像して作られたわけもなく、10区から集まる莫大な量の下水と雨水を処理しきれないことから、平成24年度だけでも塩素を混ぜただけの汚水を187万7200㎥、実に東京ドーム1.5杯分も運河に放水しています。

 

雨が降った直後から、焦げ茶色の汚水が濁流となって放水され、あっという間に運河は黄土色に変わり、高浜水門から運河の外へ流れ出し、レインボーブリッジ、お台場へと海の色を変えていきます。

 

 

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http://enomotoshigeru.com/target/57.html

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 
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アサガオ道で東京五輪おもてなし!小学生が種まき

https://www.nikkansports.com/sports/news/201905240000665.html

 

 

2020年東京五輪・パラリンピック組織委員会は24日、大会期間中の各会場に「アサガオ道」を設置する「フラワーレーンプロジェクト」の第1弾として、小学生による種まきを行った。

 

実施したのは都立臨海青海特別支援学校の小1児童約25人。

参加した女児は「面白かった。水色の花が咲いてほしい」と笑顔で語り、男児も「赤がいい」と楽しそうに話した。

 

今回種まきしたアサガオは、7月に潮風公園(品川区)で行われるビーチバレーのテスト大会で実際に設置される。今後は神奈川・江の島で実施されるセーリングのテスト大会でも、同様の取り組みを行う予定。

 

同プロジェクトは、一般的には金属フェンスなどが使われる観客の誘導路の一部に、小学校で育ててもらった朝顔の鉢で代替する。大会時は約4万鉢を想定。

組織委警備局の岩下剛局長は「鉄製のフェンスだと大会時は資材費高騰や、設置・撤去費用もかさむ。フラワーレーンだと、費用も抑えられるし、何より、おもてなしになり、涼しげにも感じる」と話した。

 

アサガオだけでなく、高さ約90センチになるものなら、花に限らず他の植物や、植物以外のアイデアも募集中だという。実際に、ヒマワリという案も浮上している。

 

岩下氏は「前回の東京五輪を小さい頃に経験した方に聞くと、今でもすごく記憶に残っていると聞く。小さな子どもたちがこういう形で参加できれば、良い思い出になると思う」と述べた。

 

大会本番では会場近くの小学校などに、種まきを協力してもらいたい考えも示した。

そうすれば実際に会場に足を運び、自分たちで育てたアサガオ道を見られるからだ。大会後には鉢を各学校にレガシーとして返却する。

 

岩下氏はさらに「警備と聞くと、厳しいイメージがあるが、大会は敵を調べるのではなくて本来楽しみに来るもの。ものものしいより、花でリラックスしてもらえたら」と語った。

 

子どもの経験や教育、観客や選手のおもてなし、さらには経費節減と、少しの発想の転換でこれだけのメリットが生まれたことで、国際オリンピック委員会(IOC)も大絶賛した。

組織委がIOCに聞いたところ、会場入り口がフラワーレーンになったことは過去大会で聞いたことがないという。

 

東京大会を勝ち取った「お・も・て・な・し」。子どもたちの手によって咲くアサガオの花で、現実のものにする。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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人馬とも限界 馬術も東京五輪開始時間前倒しの声

https://www.nikkansports.com/sports/news/201908130000377.html?utm_source=twitter%26utm_medium=social%26utm_campaign=nikkansports_ogp

 

 

20年東京オリンピック(五輪)で実施する馬術競技のテスト大会(総合馬術)が13日、海の森クロスカントリー会場(江東区)で行われた。

 

会場はお台場よりさらに南東の東京湾に浮かぶ中央防波堤にあり、日差しを遮る建物はなく、直射日光が人馬を苦しめた。

 

競技は午前10時から同11時過ぎまで行われた。気温は30度以上、湿度は約80%という高温多湿に選手からは、競技時間の前倒しを要望する声が上がった。

 

12年ロンドン五輪出場の佐藤賢希(35=明松寺馬事公苑)は「65頭もいれば最初と最後の人馬で暑さが違い(成績に)差が出る。今回、海外の有力選手も来ているので話し合って、選手としての意見を出したい」と主張した。

 

五輪本番の総合馬術クロスカントリーは午前8時30分から同11時55分予定。佐藤は「できたらマラソン同様、6時ぐらいのスタートが望ましい。5時でも良い」と話した。

 

18年世界選手権の総合馬術団体戦4位メンバー戸本一真(36=JRA)も「今回、視察だけで来ている国もいる。それらも含め声を上げていかないと。希望は6時ですね」と語った。

戸本らは半年以上前にも、開始時間を早めるよう要望していたという。

 

一方で、早朝スタートにすれば観客は集まりにくい。

「日本の方が見に来てくれることはホームの利点。難しい問題」とも話した。

 

佐藤の個人コーチでもあり総合馬術個人戦で五輪連覇中のミヒャエル・ユング(37=ドイツ)は「6時スタートは良いアイデア。しかし、いくらスタート時間を変えても、全員が同じ条件というのは難しい」と語った。

 

開幕1年前を切り、最近では各選手から競技運営体制への要望が相次いでいる。

 

陸上競歩の鈴木雄介は、皇居前のコースに日陰がないとし、コース変更を要望。

 

今月11日にお台場海浜公園で行われたオープンウオーターでは、水温が高く国際水泳連盟(FINA)の規定ギリギリだったため、同連盟自体が五輪本番の午前7時開始を早めるよう大会組織委員会に提案した。さらに選手からは「正直臭い。トイレのよう」との苦情が相次いだ

 

各競技、テスト大会を重ねるにつれ、選手側の意見は増えるとみられる。

 

「アスリートファースト」を掲げる東京大会だが、大会組織委員会や東京都がどこまで、選手目線とのギャップを埋められるかが課題となる。

 

 

 

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「暑い。耐えられない」 

五輪ボートテスト大会 課題浮上で対策見直しも

https://www.sankei.com/sports/news/190809/spo1908090036-n1.html

 

 

開幕まで1年を切った東京五輪で、暑さ対策の試金石となるボート競技のテスト大会「世界ジュニア選手権」が本番会場の海の森水上競技場(東京都臨海部)で行われている。会場全体に直射日光が照りつける上、海外で人気のボート競技だけに、会場には、日本の暑さに不慣れな外国人が多数訪れることが予想。

 

主催者側は熱中症予防のために観客に冷却剤を配るなどの対策を試したが、それでも関係者から

は安全な観戦や競技実施を心配する声が出ており、対策には大幅な見直しが迫られそうだ。

 

ボートの世界ジュニア選手権は今夏、大会組織委員会が暑さ対策を試す5つの重点大会のうちの1つ。競技は7日から開始された。

 

海の森水上競技場は東京の埋め立て地に設置されて、周囲に日差しを遮る木々や建物がない上、

観客席を覆う屋根は会場整備費削減の一環として、半分に削られた経緯がある。

 

主催者側は観客に冷却剤を配ったほか、地面に水をまき、アスファルトからの照り返しを防ぐ取り組みを実施。会場から最寄駅までをつなぐバスの待機場所にはミストシャワー付きのテントが設置された。

 

しかし、観客からは苦情や注文が相次いだ。

気象庁によると、期間中の東京の最高気温は35度前後にまで上り、多くの観客が、直射日光を浴びながら観戦を行う事態に。埼玉県のボート部の男子高校生(17)は、「部活で暑さは慣れているがそれでも耐えられないほど。(観客席に)屋根が欲しい」と語った。

 

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https://www.sankei.com/sports/news/190809/spo1908090036-n1.html

 

 

 

 

 

 

 

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競歩選手がコース変更直訴 東京五輪で死者出ると識者危惧

https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/sports/260078

 

もっともな「お願い」ではないか。

 

9月の世界陸上(ドーハ)に出場する競歩代表で、20キロの世界記録保持者の鈴木雄介(31)が8日、 北海道千歳市の合宿で、東京五輪のコース変更を求めた。

理由はこうだ。

 
7月31日の早朝に東京五輪のコースを歩いたところ、「全く日陰がない。脱水になってもおかしくな い」という厳しい環境を実感したという。

当初、競歩の五輪コースは国立競技場を発着点に青山通りに周回コースを設定するはずだったが、審判を配置するには不向きなことから皇居前を周回(20キロは1周1キロ、50キロは1周2キロ) するコースに変更された。

陸連強化委員長や専務理事などを歴任した澤木啓祐氏(順大大学院特任教授)は以前、日刊ゲンダイのインタビューで「東京五輪のマラソンや競歩は北海道や(山梨県の)河口湖付近でやるべきだ」と言った。五輪開幕まで1年を切ったいま、連日の酷暑と鈴木の発言を受けて改めて話を聞くとこう言った。
 
 
 
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https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/sports/260078

 

 

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ビーチバレー女子・溝江 試合中に熱中症「世界で1番暑い」

https://news.livedoor.com/article/detail /16834597/

 

 

26日に東京・品川区の潮風公園で行われたビーチバレーのワールドツアー東京大会で、女子日本代表の溝江明香(29=トヨタ自動車)が試合中に軽い熱中症でプレーを一時中断するハプニングがあった。

2セット目途中にメディカルタイムアウトを取った溝江は「途中から何も考えられなくなり、視界が狭まったから危ないと思った」と振り返った。テクニカルタイムアウト中も水分を取ったり、チームドクターに見てもらうなど対策をしたにも関わらず症状が出た。

 

「かなり過酷な環境で、世界で1番暑いと思う」と語り、自身として初めてメディカルタイムアウトを取ったことを明かした。

 

試合会場のメインビーチは日陰が少なく、予選に出場していたインドア元男子日本代表の越川優(35=横浜メディカルグループ)も「選手テントしか日陰がない」と苦言を呈していた。

 

さらに五輪でも使用予定のビーチの砂は、前日に行われた組織委 の暑さ対策の検証では「熱くなりにくい」とされていた。しかし溝江のパートナーである橋本涼加( 25=トヨタ自動車)は「あれだけ白い砂なのに熱い。特にサーブゾーンは、掘らないと踏めないくらい」と 語った。    

 

 

 

 

 

 

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ミスト、冷却グッズ…テストで不評 酷暑の五輪、対策大丈夫?

https://www.tokyo- np.co.jp/article/national/list/201908/CK2019080702000158.html

 

 

二〇二〇年東京五輪・パラリンピックに向け大会組織委員会がテストを進める暑熱対策が、限定的な効果しか発揮できていない。都内でのミストシャワー(噴霧器)の使用実験では、熱中症のリスクの目安となる暑さ指数(WBGT)が「危険」の水準をオーバー。

 

組織委からは観客に「自己責任で」と求める声まで出はじめた。

 

七月下旬、東京・お台場で行われたビーチバレーボール大会の会場の一角で、暑熱対策のテストが行われていた。ミストシャワーのすぐ手前に置かれた計測器の表示は「WBGT 三一・一度」。

 

暑さ指数は温度、湿度、日射の度合いで導かれる暑さの目安だ。 計測器の表示は、環境省が「全ての生活活動で熱中症になる危険」とする「二八度」を超えていた。

都幹部は「直射日光の下ではミストシャワーを使っても下がりづ らい」と苦渋の表情だった。

 

この日は、テントで日陰をつくり送風機を回した地点でも指数は二九・一度を示した。何も対策を取らなければ三二・一度まで上がった。梅雨明け前で、都心の最高気温は三二度止まりだったにもかかわらず、このひどさだった。

 

五輪本番は来年七月二十四日~八月九日。

会場では保冷剤など冷却グッズも来場者に配ったが、都内の女性(48)は「冷たさをあまり感じない。意味がないかも…」とつぶやいた。

 

 

 

 

観客にとって特に危険なのが、最寄り駅から競技会場までの道の り「ラストマイル」だ。

距離は多くの会場で一キロ前後だが、混雑でなかなか進めないこ とが予想される。

会場に着いても、手荷物検査の行列が待つ。

 

国際オリンピック委員会(IOC)の基準では、行列の待ち時間は二十分程度に抑えるとされているが、組織委の担当者は「時間帯や会場によっては、それ以上かかるかもしれない」と話す。

 

ラストマイルの道中の全てに、ひさしやミストシャワーを整備することは予算上、不可能だ。

 

「最後は観客の自己責任に なるのではないか」。

組織委によると、七月三十日に行われた理事会で、一人の理事からこんな意見まで飛び出した。

 

会見した武藤敏郎事務総長は「組織委として自己責任という言葉は使わない」としながらも、「観客側にも対策を取ってもらえるよう情報提供していく」と語った。

 

過去の大会では、ペットボトルの飲み物や日傘の会場への持ち込みは禁止されていた。組織委は東京大会では持ち込みを認めるよう、IOCと交渉中という。

 

五輪会場の暑さを研究している東京農業大の樫村修生(おさむ)教授(環境生理学)は「特に臨海部の会場は、道中に街路樹やビルの陰が少なく危険。高齢者や外国人がたくさん倒れてしまわないか」と懸念。

 

気温三五度下での実験では、日傘のあるなしで頭部の表面温度が一一度違ったといい、「日傘は絶対に持ち込めるようにしてほしい」と求めた。