選挙に行こう!不祥事噴出する日本の企業、根っこから変えないと過労死は増え、給料や安全性は減る一方 | 渾沌から湧きあがるもの

 

 

「Karoshi」(過労死)スイスでもニュースに

https://www.swissinfo.ch/jpn/%E9%95%B7%E6%99%82%E9%96%93%E5%8A%B4%E5%83%8D_-karoshi-%E3%82%B9%E3%82%A4%E3%82%B9%E3%81%A7%E3%82%82%E3%83%8B%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%82%B9%E3%81%AB/43582496

 

相次ぐ過労死・過労自殺のニュースを受け、スイスでも日本の労働者は「働きすぎ」との

イメージが定着している(AP Photo/Katsumi Kasahara)

 

 

NHKの政治部記者の過労死がスイスでも大きく報じられている。

 

月間の残業が最大159時間に及んでいたことに注目し、「Karoshi」との単語とともに日本の長時間労働の問題を取り上げている。

 

日刊紙NZZの電子版他のサイトへは「日本では超過労働による死亡が広がっており、『過労死』という単語まである」と解説。2016年の国の調査では、回答企業の23%で月80時間以上残業する従業員がいると紹介した。過労が原因の自殺や自殺未遂が93件にのぼったことも伝え、今回の事件が「特別なケースではない」と指摘した。

 

スイス通信(SDA/ ATS)はNHKが記者の死亡から4年経過後に事実を明らかにしたことや、NHK自身が超過労働や過労死問題について報じてきたことを指摘。

今年、残業時間に100時間の法的な上限を設けることで労使が合意したことを取り上げ、「海外からの視点では依然として多い」と加えた。

 

この記事を独語圏の日刊紙ターゲス・アンツァイガー他のサイトへや大衆紙ブリック他のサイトへ、無料日刊紙20Min.他のサイトへなど複数メディアが引用した。

 

地方紙ルツェルナー・ツァイトゥングなどは「自殺するまで酷使」と題する大型記事を掲載し、今回の事件や電通の過労自殺を報道。これらの事件が「この国で『働きバチ』が現在進行形の問題であることを改めて浮き彫りにした」としている。

 

「過労死」は80年代に登場し日本の目覚しい経済成長を支えた一方、人々が狂ったように酷使されてきた、と結んだ。

 

経済協力開発機構(OECD)によると、スイスの年間労働時間は1590時間(15年)で、日本の1719時間にくらべ約130時間少ない。スイス連邦統計局(BFS/OFS)の統計では、スイス人(外国人を除く)の残業時間は年間45時間。

 

以上、swissinfo.ch

さんより転載させていただきました。

 

 

 

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最近、相次ぐ、日本企業の不祥事。

 

労働時間、過労死、待機児童、育休、削られる社会保障費。

 

日本はいろんな意味で、「根」の部分から考えなさないといけない時期なんだろう。

 

安倍は働き方改革とか偉そうに言ってるが、表面だけの、小手先の改革ではもう誤魔化せない。

 

企業の意識そのものから、個人の意識そのものから変えていかないといけない。

 

今回の選挙、いろんな意味で大きな節目になるだろう。