遥か昔の想い出から…。

 

西暦2024年の今、インターネットの伝送速度は光だと1~10Gbps(ビットパーセカンド)だそうですが、awakinがネットを使い始めた1998年頃には光回線など夢物語、ADSLも世に出ていなく、さらにその前のISDN(64Kbpsのデジタル回線)も自宅には引いていなかったので、通常のアナログ回線(たぶん56Kbps)でインターネットに繋いでおりました。

 

ISDNと違って機器の併用が出来ないので、PCでネットに繋いでいると電話が繋がらないという弊害があり、家族の顰蹙をかったものですが、当時あったのが海外のいなげなサイトを覗くと、いつのまにか電話回線が海外の電話会社に切り替えられてしまうという詐欺で、あとから高額な電話料金を請求されるというものでした。

 

awakinも一度だけその詐欺に掛かったことがあり、確か東欧のどこかの国に切り替えられてしまい、その月の電話代は1万円未満だったと記憶しておりますが、通常より数倍高い電話料金を支払ったことがあります。

 

あれから幾星月、つまらん昔の失敗を思い起こさせる電話がまた掛かってきました。

 

きのうわが家に掛かって来た電話

 

知らない番号には100%出ないようにしているawakinなので、当然実害はないのですが、これ詐欺電話です。

 

先頭の18、これは国番号で+18カナダから掛かって来た電話です。

 

今回のが特に悪質だと思うのは、電話に出ずにいると留守番電話に切り換わるまでの間に『こちらは総務省です云々。2のボタンを押してください云々。対応いただけない場合は2時間以内に電話などすべての通信を停止します云々。』と脅しの文句を自動音声で流すことでしょうか。

 

もちろんこちらは詐欺だとわかっているので、一笑に付すだけですが、上の文句は留守番電話には録音されていないので、留守電の機能をよく調べて対応している詐欺師の作と言ってよいでしょうか。

 

人のカネを当てにせずに、額に汗して働けーや!と言いたいところですが、馬の耳に念仏ですし、馬鹿は死なにゃあ治らんとも言いますから、触らぬ神に祟りなし、二度と掛けて来るなと願うばかりです。