秋口からフィールドに出るとハイタカをよく見かけ、『どこへ行ってもハイタカ』とか言って邪魔者扱いしていたものですが、寒くなってからは今度はヘラサギをあちこちで見かけるようになりました。

 

それは飛行機を見に行くイワクニの蓮田だったりハイイロチュウヒを探しに行った斐伊川河口だったりで、先日はオオワシが空を飛ぶ灰塚ダム湖でも一羽のヘラサギが水際でくつろいでいるのを見かけました。

 

日曜日には周防大島で満開の河津桜を楽しんだ帰りに、落陽を眺めるつもりで立ち寄った八幡川河口でも一羽のヘラサギを見つけました。

まぶしいキラキラの中、盛んに採餌しているのを逆光で撮影してみるのも面白いと思って夕陽そっちのけでレンズを向けてみました。

 

 

 

 

北帰行の日が近づいて渡りの体力をつけるために必死にエサを探すヘラサギ

 

一心不乱に小さなスジエビ? or 小魚を捕まえては空中に放り投げて食べる仕草は、見ていて飽きることがありません。

 

蓮田の潮回しでは20㎝ほどに育ったハク(ボラの幼魚)を貪食していたのが、こちらではずっと小さい獲物ばかり、これではなかなか腹が太らないだろうと心配してしまうほどで、一心不乱にエサを探すヘラサギをいつのまにか応援する気持ちになっておりました。