今年の桜は去年とくらべると2週間程度早く咲き始めているようで、ぼやぼやしていると置いていかれそうです。
そんな自然の気まぐれに乗り遅れまいと、きのう(2/25)周防大島小積を訪ね、満開の河津桜を楽しんでまいりました。
ほぼ満開の河津桜
2月14日に同じ山口県の笠戸島で1~3分咲きの河津桜を見ていたのですが、十日余りでここまで咲き進むとは予想しておりませんでした。
この日の周防大島は最高気温が10.9℃で吹く風は冷たく、そのせいか桜花の蜜を吸いに来るメジロはおろかヒヨドリも、鳴き声が山のほうから聞こえてくるだけで姿を見ることはできませんでした。
去年当地を訪ねたのは3月10日だったのですが、満開だったメインの場所にはヒヨドリが群れ、花がほぼ終わっていた駐車場上の植え込みにかなり数のメジロがついておりました。
違いがあるとしたら何だろうと調べてみると、決定的な違いは気温でした。
去年3月10日の当地の最高気温は19.9℃だったのです。
9℃の気温の差、カタクリに開花温度があるように、鳥たちにも行動を活性化する気温があるのかもしれません。