いつのまにか立冬も過ぎてしまい、暦のうえではすでに冬なのかもしれませんが、きのうの午後などは陽射しに当たっていると暑いと感じるほどです。
とは言え、明後日の日曜からは山では雪が降るほどの寒気が入ってくるそうで、四季が二季になるという声もあながち大げさな表現ではないかもしれません。
そんなあったのか、なかったのかわからないような今年の秋ですが、短くてもそれなりに楽しめたのは何度か繰り出した紅葉狩りだったでしょうか。
もっとも風景中心に写真を撮っていた頃は、県内の名所を毎週何度も何度も訪れて旬を捕らえるのに腐心していたものですが、被写体の幅が広がった今は自分のお気に入りの場所を訪ねるだけになってしまいました。
そのお気に入りの場所のひとつが大朝の「ほとけばら遊園」、旬は一週前に過ぎておりましたが、先日秋色を楽しみに行ってまいりました。
ほとけばら遊園の秋色
短い秋の中で競いあうように発色しているモミジの葉、やさしい光を透過して秋色が目に沁み込みます。