9月のコロナには参ってしまいましたが、その後も隣に住んでいる長女の家族は順番にインフルエンザに罹患してこれが治らない…。

 

インフルエンザは感染力こそコロナに劣りますが、症状のひどさと治り難いのはコロナの比でなく、まるで平安絵巻の鵺退治の絵ではありませんが、黒雲(瘴気)にawakin家が覆われているような気がしています。

 

おかげで今月に入ってからお天気がよくてもほとんど自宅で静養しているようなことで、自然ベランダでの探鳥に熱が入るというものです。

 

きょうは今秋のベランダで気づいた飛びもの(ばかりではありませんが)をほんの一部ですが載せてみたいと思います。

 

JAL B-767  Colorful Dream Express (撮影日時;2023.10.12 8:22)

この秋ベランダ探鳥を始めたきっかけは、9月28日の朝7時過ぎに、ブレード(米海兵隊の飛行隊=レガシーホーネット)8機が本国へ帰還するのに自宅の真上を飛んでいるのを目撃してからでした。それで鳥だけでなく、飛行機やヘリなど地の飛びものも動体視力と合焦の練習になると思ってレンズを向けるようにしています。

 

ANA B-777 C-3PO ANA JET (撮影日時:2023.10.19 8:02)

羽田福岡便の福岡行の便がどうやら広島市西方を空路として運行されているようです。awakinは学生時代に一度だけこの便を利用したことがありますが、そのときは瀬戸内海の江田島上空を飛んで太田川デルタが遥かに見え、胸が熱くなったことを憶えています。

 


仲睦まじいカラスの夫婦??(2023.10.2)

自宅から100㍍ほど離れたところに建っている鉄塔に、毎年巣を造る夫婦と思われますが、ハイタカやチョウゲンボウが近くに現れるとすぐにモビングして騒ぎ出すので、鷹が現れたときの合図代りに重宝しています。

 


9月下旬から10月上旬にかけて姿を見せたチョウゲンボウ(2023.10.2)

上に載せたカラスがいる鉄塔で捕らえたバッタを食べたり、ヒヨドリを狙ったりするので、カラスにすぐに気がつかれ追われて逃げているところです。

 


放水路上空を飛ぶミサゴ(2023.10.10)

ミサゴやトビは太田川放水路を餌場としていてよく見かけます。9月16日に放映されたNHK『さわやか自然百景~広島 太田川下流』でも紹介され、いつも見ている狩りの様子をテレビでも観ることができました。

 


東に向け渡ったいくアトリ(2023.10.11)

この時期多いときは2~3分に一度西へ向け渡って行くヒヨドリの群れに似ていますが、こちらは方向が反対で頭を右に向け飛んでいたのでヒヨドリではないとすぐに気づきました。今年はマヒワやイスカの当たり年との声が新潟あたりから聞こえておりますが、このアトリも昨季は殆ど群翔を見ることなく過ごしたので今季はレンジャクとともに群れが飛んで来ないかと期待しているところです。

 


隣家のTVアンテナで休息するシジュウカラ(2023.10.11)

今夏はこのシジュウカラやメジロでさえ見かけることの少なかった鳥枯れの夏でありました。久しぶりに見るシジュウカラ、もう少しすると冬鳥のジョウビタキも姿を見せるようになるでしょう。

 


すぐ近くを飛んでくれたオシドリ(2023.10.19)

猛禽狙いのベランダ探鳥会ですが、近くを素早く飛ぶ鳥さんにはレンズを向けて撮影の練習に利用しています。カモメ、カワウ、トビのほか時にはカラスも練習がてらシャッターを切ったりしています。こちらも瞬間カルガモかな?と思いながら撮影しましたが、後で見るとどうやらオシドリのようでちょっぴり嬉しかったりしています。