暑くもなく、寒くもないこの時期には、外に出るとそこここで季節の移り変わりを楽しむことができます。

 

身近なところで季節を楽しむには植物公園がよいだろうと、このところ何度か歩いてまいりました。

 

今日は園内で見つけた季節の風景を少しだけですが、載せたみたいと思います。

 


長い口吻を伸ばして吸蜜するホウジャクの仲間

花壇がたくさんある稙物公園ではこの時期の定番の風景と言ってよいでしょうか。

スズメがの仲間ですが、羽ばたきの速さは尋常でなく、1600分の1ではまったく止めることができません。

 


シオンの蜜を吸うイシガケチョウ

通常は枝先に停まってテリトリーを護っている個体を見かけることが多い蝶のように思いますが、このときは蜜をのんびりと吸っていて少々驚きました。

 


イシガケチョウと同じシオンで蜜を吸うコミスジ

バタフライガーデンと銘打っているだけに様々な蝶が集まって来ます。

 


コバノフジバカマで吸蜜しようとしているアサギマダラ

アサギマダラを誘引するのに植物公園ではコバノフジバカマが植栽されています。前回訪れたときと比べると数は減っておりました(6頭)が、十分楽しめました。

 


暑い時分にはほとんど見かけなかった小鳥たちの混群が久しぶりに…。

メジロに森の中で出逢うのも久しぶり、シジュウカラ、ヤマガラ、リュウキュウサンショウクイなどと一緒にどこかから飛んできました。

 


コサメビタキ???

この秋の初見で嬉しい出逢いです。

ただ胸、腹が白くなく、眼の先も白くないので種の同定に自信がありませんが、比較的大きな嘴が肉色をしているのでコサメビタキとしました。