コロナ禍になってからというもの、外出は野山で鳥探しばかりになってしまい、デパートや大型スーパーなどには真面目な話、5類になるまではほとんど訪れなかったawakinであります。
もっとも上には上がいて、外食は蕎麦やお好み焼きくらいはときどき食べ出ておりましたが、知人の中には外食は一切しなくなったという人もいて、人それぞれ対応のし方は様々ということです。
市内のデパートには年2回、お中元とお歳暮くらいにしか行かなくなり、市街地を歩くことがなくなったので、路面電車を見るのはもっぱらマイカーの車窓を通してのみとなってしまいましたが、それ以前には通勤途中にあちこちでスナップ写真を撮っては楽しんでおりました。
きょうはその中からひろでんの電停が写っているものを集めてみました。
当時線路の右側には「広電会館」が建っており、自由通路では野菜などを野天で売るお店が出ておりました。今はもうこのあたりを歩くことがなくなり、左手にある国道から車窓を通して眺めるだけになってしまいましたが、建屋がなくなった後は広場となりいろいろなイベント事に使われているようです。
ひろでん十日市町電停(撮影日:2018.3.14)
江波線と本線が交差する交差点を電車が行き交います。
定番の陸橋上からの風景ですが、電車が連なり、街が生きていると実感します。
中井精也さんの『てつたび』でも紹介された定番の電停です。
夕刻、ひとりの乗客が旧京都市電の車両に乗り込もうとしているところを望遠で切り取ってみました。
広島駅は2025.2.28竣工予定で目下工事中です。完成すると路線が変わり同じ画角での鉄道写真は撮ることができなくなります。
後ろに写っているビルは今は終日閉鎖中のようですが、かつてはぷよぷよを創ったコンパイル本社が入っていました。何げない一枚ですがawakinにとっては歴史を感じる一枚となっています。