熱帯夜が10日も続き、8月に入ってからは連日猛暑日が続いています。

 

鳥を探してあるくなんてとんでもない話、やっとこさ気力を奮い家の外に出ても、行き先は空調の効いた商業施設ばかりの今日この頃です。

 

ただ気温が30℃を超えるのは午前11時くらいなので、それくらいの時間までは何とか耐えられるだろうと、カメラを持って午前中限定で歩くことはあります。

 

そんなちっとも涼しくもない朝に訪ねた植物公園で、ひと通り花を愛でて帰る前にソフトクリームをベンチに腰掛けて食していると、どこかからゴォーンゴォーンとジェットサウンドが響いてきました。

 

イワクニを離陸した戦闘機がエリア567へ訓練に行くのかなと空を見上げると、方向が逆、1機の戦闘機が白煙を吐きながら西進しているのが見えました。

 

カメラの設定をいじる余裕はないので、温室で睡蓮などを撮っていたままレンズを空に向けて撮れたのがこちら…。

 


植物公園の真上を通過して西進する戦闘機(撮影日時:2023.7.31 10:28)

 

岩国基地へ帰投するF/A-18だろうと思っておりましたが、自宅に戻って現像してみると主翼下に日の丸が見え、航空自衛隊のF-15と知れました。

 

ごく稀ですが、空自機が広島市上空を飛ぶことがあります。

たいていは高空ですが、F-15の場合、見るたび(今回が3度目)に右側の主翼から白い煙を吐き出しています。

 


こちらは自宅ベランダから、空自F-15(撮影日時:2018.10.20 9:32)

 

このときは5機の編隊飛行でした。

煙を吐いていたのでスマホで撮ったほうがよかったかもしれませんが、使用したのはAPS-C一眼+300mm単焦点で、編隊飛行(縦3列+縦2列)は撮影出来ませんでした。

 


岩国基地に帰投するF-15Eストライクイーグル(撮影日:2023.7.11)

 

こちらはついこの間までイワクニに滞在していた嘉手納の機体。

彼らはすでにホームベースに帰ってしまったので、広島近辺でこの戦闘機を見ることは当分ないかもしれません。