梅雨の中休み、ちょっとでも動けるようだと鳥さんをほったらかして、蝶や蜻蛉の撮影に熱中しています。

 

これまでレンズを向けてきたのは、蝶だとアサギマダラ、蜻蛉だとチョウトンボくらいでしたが、今季は湿地に棲んでいるイトトンボやハッチョウトンボの生態が、じっくり観察していると面白くてハマってしまいました。

 

ゆっくり飛ぶイトトンボの仲間がホバリングしたり、時にはバックするのを見て、何とか写真に収めてやろうと集中するのですが、たいていは草草の間を縫うように飛翔するので、そのたびに葉が被ってなかなかうまくいきません。

 

ハッチョウトンボはイトトンボと比べると動きが速いうえに縄張り意識が強く、ゼフの卍飛翔同様、他の個体が近くに来ると互いに競って飛び回るので、シャッターチャンスは多いですが、やはり低いところを飛ぶので葉っぱが邪魔をしてイトトンボと同じ、たいへん歩留まりが悪い被写体ということになります。

 

きょうはそのハッチョウトンボ、飛び姿でずいぶん遊ばせてもらったので、その中から少しだけ、ピン甘でまだまたですが載せてみたいと思います。

 

 

 

 

 


飛ぶハッチョウトンボ。

 

ときには10頭くらいで盛大に競り合うことがあり、超深度+超望遠というレンズがあればもしかするとピントを合わせることができるかもしれませんが、手前には多くの草草が繁茂しているので、はっきり言って99.99999…%葉っぱにピントを持っていかれるので無理な話です。

 

なので1頭から2頭、3頭とだんだんとピントが合う頭数を増やそうと狙いを定めるのですが、まともに3頭ピントが合った作品は本当に数えるくらいしか撮ることができませんでした。