動かない物、動く物、どちらも撮るのが好きなawakinです。
節操がないと言われればそうかもしれませんが、一番好きな言葉が『自由』という人間ですから、あれこれ言わずに好きにするのが一番なのです。
これまで自分を俄か(撮り鉄)だと思っておりましたが、当ブログの過去ログを繰ってみると結構鉄道写真を撮って載せていることに気がつきました。
最近同僚が仕事中にも時々見かけるというトワイライトエクスプレス瑞風。
だいぶ前にJR向洋駅近くの踏切で通過していく試運転列車を見かけたことがありますが、6月に営業運転を始めてからは一度も出会ったことがありません。
ダイヤを調べると、日曜の午前に岩国~西広島間で回送列車が見られるようなので、今朝ひとっ走り撮りに行ってまいりました。
と言ってもどこに行ったらよいのやら…。
10年以上前廿日市市内で働いていた頃、通勤で利用していた山陽線の車輛がカーブに差し掛かったときによく軋み音を立てていた佐方のカーブを思い出しました。
瑞風は廿日市駅通過が9:47です。10:05西広島駅折り返し発ですから、少し急ぐともう一箇所、廿日市駅構内か新井口のカーブあたりでもう一度狙えそうです。
まずは20分前に到着した佐方のカーブで、練習のために撮った画を載せてみます。
このあたりは住宅街で周囲が開けていないので、いくら線路がカーブしているといってもせいぜい4両程度しか画角に収めることができません。
瑞風は10両編成でやって来るので全体を撮ることはできないのです。
後悔先に立たずですが、仕方なしと諦め腰を落ち着けることにしました。
尼崎で大きな鉄道事故が起こった後、それまでこのカーブを通るたびに響いていたキキキキキキキキキキという金属と金属が擦れる音が聞こえなくなり、車内がとても静かになったこと、それと当時週末の夜、広島行きの列車の中で呑んだくれて騒いでいた米兵の集団が、バグダッド市内に米軍がトマホークを撃ち込んだ週末からかき消されたようにいなくなり、やはり車内が静かになったことなどを思い出しながら…。
定刻に姿を現した瑞風については、後日アップします。