呉の花火を観るために江田島へ渡るまでの時間、午前中の大部分は芸北へ足を運び、もうすぐ南の国に帰っていく夏鳥たちと遊んでおりました。



目当ての赤い鳥と青い鳥は巣立ちを済ませていて、かすかにその後ろ姿を拝むだけでしたが、それは楽しい時間であり、明日への活力となりました。



 
むこうでは久しぶりに八幡の「かりお茶屋」で蕎麦を食べました。



かりお茶屋の周囲はグラウンド・ゴルフ場になっていて、植栽ですが秋ともなればマツムシソウが群れて咲いているのが見られます。



食後に少し散策してみると…。



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たった二輪ですが、もう花をつけておりました。



 
深入山でも上のほう、道後山へ上れば頂上付近で見ることができますが、以前は蔵座高原あたりでも大きな群落があったそうで、開発に伴い生息域が狭まったと言ってよい種です。



 
植栽とはいえ、車道そばで簡単にその姿を見ることができるのは幸せであり、地元の方々のご努力の賜物であることに頭が下がる思いです。