6月に入ったと思ったら早いものでもう中旬です。



まごまごしているうちに、高いところではオオヤマレンゲが咲き、渓谷ではアカショウビン、県北の里山ではブッポウソウが子育てを始めていることでしょうし、広島市近郊の水のきれいな川ではもう蛍が飛び始めているのではないでしょうか。



風景写真は夜討ち朝駆けですぞとカメラ屋の親父さんによく言われるのですが、生来の無精者であるawakinは高い山へも渓谷へも行かず、ついつい行き易い世羅町の公園へ安直に生き物の写真を撮りに行ってまいりました。



Serayume001
車を止めた駐車場にたくさんいたのはヒオドシチョウ。



広島市内では見たことがない蝶ですが、世羅にはいっぱいいました。



Serayume002
驚いたことにまだトキソウが残っておりました。



会いたかったササユリは蕾ばかり…。



結局一輪も撮らずに帰りました。



Serayume003
せら夢公園の自然観察園といえばハッチョウトンボでしょうか。



いつもトキソウやサギソウの花に止まった個体を撮りたいと念じて来るのですが、正直白い花の上に止まっているのを見たことが一度もないのです。



Serayume004
トノサマガエルが大人しくしていたので近づいてみました。



最近は田植えも稲刈りもしなくなったので、見る機会が減った生き物です。Serayume005
休耕田に一面黄色いアサザが咲いていました。



いつも見かけるチョウトンボはまだ姿を見せておらず、代わりに?名も知れぬイトトンボが休んでおりました。



Hyoumon004

Hyoumon003_2
そしてせら夢公園と言えば、やはりヒョウモンモドキ。



天下に知られた稀少種です。



一週前であれば、飼育小屋の中に入って生の姿が見られるイベントがあったのですが、家族の都合で参加できませんでした。



 
ということで、例年どおり小屋の外から白い防護ネット越しのボヤけた画像しか載せられませんが、皆とても元気に飛び回っていたので安心しました。