皆さんは、ご自宅や広島市内のビルから、遠くの景色を眺めたときに、目に入ってくる山々の名前をいくつかご存知でしょうか?

比治山と黄金山は、小学校で習いますし、子供のころに遠足で登った山の名前は、よく覚えておられると思います。
車で上がれる絵下山やマイクロウェーブのある大茶臼山、歴史にもでてくる武田山なども比較的よく知られているでしょうか。

確かに、日常生活を送るうえで目に入る山の名前など関係ありません。
awakinもドゥプレの事務局にくる前までは、山の名前どころか、空が青いことも、雲が白いことも忘れていました。目には入っているのですが、何も見えていない。そんな感じでした。



ドゥプレのイベントのひとつに『軽登山』があります。
私はスタッフとして毎回添乗させてもらっているのですが、その中で、登った山の頂上から見える山や登山道の横に咲いている花などを写真に撮り、帰宅してから名前を調べるようになりました。
心の中に余裕が出てきたのでしょうか?いつのまにか、そんなことをするのが楽しくなり、家族と山に登るようになりました。



それで、今日は3月15日(日)の今年度最後の軽登山イベント「山口上関・上盛山」に備えて、自宅のベランダからよく見える『火山』(ひやま)に登ってきました。

火山は、安佐南区にある武田山から西区の鈴が峰に連なる山々(広島南アルプスと呼ぶ方もおられます)の内のひとつで、標高488メートルの山です。頂上周辺には花崗岩の大岩がいくつも点在しており、眺望の絶好ポイントとなっています。
きょうは、小春日和で日中暑いくらいでしたが、昨日までの雨で黄砂が消えて遠くまでよく見えました。(恐羅漢のスキー場の雪やキラキラ輝く瀬戸内海がきれいです)Hiyama01


火山頂上からの眺望です。西風新都ICといくつもの山並みを越えた向こうに、雪をかぶった恐羅漢山のスキー場が見えます。(中央左少し上に見える山です)













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南に目を転じると、瀬戸内海に浮かぶ厳島の弥山と歩いてきた稜線(一部)です。大茶臼山とその右に、美鈴が丘の団地と鈴が峰も見えます。











Hiyama03 真ん中左の三角の山が火山です。中腹に見える団地は春日野で、あそこまでバスで行くと、4~50分で頂上に登れます。