人間も生物の1種類という観点でみると
地球の歴史の一部分を担っているに過ぎません。
生き物である限りは、自然に湧いてくることはなく
人には、皆、先祖がいて、いろんな時代、境遇を
彼らが生き延びて、今の世を生きている自分たちに
繋いでくれているのだと思います。
きょうは、水曜日、先ほどまで
NHKテレビは「歴史秘話ヒストリア」を放映していました。
テーマ曲の『Kalafina - storia』が、大のお気に入りで
この曲を聴きたいがために、毎週欠かさず視聴しているawakinです。
きょうの番組のテーマは、宮武外骨でした。
彼は、慶応(江戸時代末期)から昭和の時代を生きた言論人で
明治天皇を、骸骨姿で描いた風刺絵で不敬罪で逮捕された反骨の人です。
大逆事件や治安維持法を上手にすり抜けた、頭の良い人物でもあります。
言論を生業としていたため
宮武外骨に関する資料は、豊富に残っています。
東京大学には、彼の収集した莫大な資料が
文庫として残されていると番組で報じていました。
原子爆弾の炸裂により、いったんは焦土と化した
広島で、生活していた先祖をもつawakinは
先祖のことをなにも知りません。
どのような生活をしていたのか?
いつごろ、この三篠の地(川沿いの氾濫原だったはずです)に
住み着いたのか?
将来、ゆっくりと時間がとれるようになったら
いろいろと調べていきたいと思っています。
そのため、最近読む本は、明治時代に関する書籍が多いです。
(ちなみに現在は「日本奥地紀行」イザベラ・バード著を読んでいます。
これは明治10年頃の、英国人女性による東京から北海道までの旅行記です。)