安芸の宮島が世界遺産になって久しいですが、awakinのような生まれも育ちも広島という人間はふつう、よほど特別なことがない限り島へ渡ることはないと言ってよいでしょうか。
実際awakinも、子どもの頃の遠足はともかく青年期から壮年期には、異郷に住む友人が訪ねてきたときに案内するとか、自分の子供たちが町内会の遠足に行くのに付き添うといったとき以外、訪ねることはありませんでした。
それが中年になり、高年にも手が届くようになって山登りを始めたり、写真を撮るようになってからは毎年季節の良いときにですが訪ねるようになりました。
と言っても、島に渡るのは春の桜か秋の紅葉、しかもお天気の良いときばかりでワンパターンだと感じ、いつかは汐が満ちているときの雨降りの日に、神社の回廊を歩いてみたいと思っていたのでした。
トライアスロンのスイムの起点が宮島であった昨日は、満潮が朝10時過ぎで、朝方まで小雨が降っていたらしい好都合?の日よりでありました。
ペンタのK-3に15mmの単焦点レンズを嵌め、梅雨どきの宮島を訪ねてまいりました。
満潮時にやって来ると、海に浮かんでさらに良しといったところでしょうか。
と言ってもこの橋、これまで人が渡っているのを見たことがありません。
どんな身分の人が渡るのか…。
宮島検定でゴールド認定証を持っている知人がいるので、今度尋ねてみようと思います。